特許
J-GLOBAL ID:200903071472463756

粘弾性体の応力測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-292045
公開番号(公開出願番号):特開平7-146229
出願日: 1993年11月22日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 特に粘弾性体試料のトルク測定精度と試料離型性とが共に優れる粘弾性体の応力測定装置を提案することである。【構成】 回転ダイとトルク検出用ダイ及び一対のダイとロータのそれぞれが、互いに向い合う面に異なる配列本数の放射状溝を有し、かつこれらの溝につき、トルク検出用ダイ対向面及びロータ円板面の半径の0.8倍を半径とする円から外側で互いに向い合う面が重なり合う円環部分面積(A)内で対向溝が重なり合う部分の合計面積(GO )と該面積(A)との比率を溝重なり率(R)とし、その最大値(RMAX )と最小値(RMIN )との差ΔRに対する溝の重なり率の平均(RA )の倍率(RA /ΔR)が10倍以上である溝配列配分になる。
請求項(抜粋):
同じ軸心上に位置して外縁が円形の対向面を形成する回転ダイ及びトルク検出用ダイを有するとともに、該トルク検出用ダイの外周側で該ダイと共に上記回転ダイに対する対向面を形成する固定ダイと、上記回転ダイの外周面と緩く嵌り合う外筒ダイとを備え、該外筒ダイ内面と上記各対向面とにより粘弾性体試料を収容する中空部を形成するものとし、該中空部を満たして加熱した試料に対し回転ダイを上記軸心まわりに回転させることにより該試料にせん断を生じせしめる間の、上記各対向面に対する試料のすべり防止のため、多数のすべり止め溝をこれら各対向面に設けてなる粘弾性体の応力測定装置において、上記回転ダイ及びトルク検出用ダイのすべり止め溝は、各対向面それぞれで互いに異なる本数の放射状溝の配列からなる他、回転ダイ及びトルク検出用ダイの各対向面を上記軸心を法線とする仮想平面に投影したとき、トルク検出用ダイの対向面の半径の0.8倍を半径とする円から外側で各対向面が互いに重なり合う円環部分内にて、回転ダイの回転に伴い各対向面における放射状溝が互いに重なり合う部分の合計面積(GO ) と上記円環部分面積(A)との比率(GO /A)を溝の重なり率(R)として、この重なり率(R)は回転ダイの回転につれ増減を交互に繰り返して最大重なり率(RMAX )と最小重なり率(RMIN ) とを示し、これら重なり率の差(ΔR=RMAX -RMIN )に対する溝の重なり率の平均(RA ) の倍率(RA /ΔR)が10倍以上である溝配列配分になることを特徴とする粘弾性体の応力測定装置。
IPC (4件):
G01N 19/00 ,  G01L 3/00 ,  G01N 3/00 ,  G01N 11/14

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