特許
J-GLOBAL ID:200903071478280700

測位装置および測位用衛星の異常検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102136
公開番号(公開出願番号):特開平8-297158
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 測位用衛星の送信する航法メッセージに含まれるヘルスデータを参照することなく、異常な測位用衛星を用いたことによる誤った位置出力がなされないようにし、測位用衛星からの測位用信号を基にして各測位用衛星の異常を速やかに検知する。【構成】 5衛星以上の衛星の組合せによる測位演算の収束結果によって異常な測位用衛星が含まれていることを検出し、衛星から受信点までの観測距離と計算距離との差が異常に突出した値をもつ衛星を異常と見なす。【効果】 ヘルスデータが書き換えられるまでに速やかに異常な測位用衛星を検知することができ、正常な測位用衛星のみを用いて受信点の測位精度を常に高く保つことができる。
請求項(抜粋):
それぞれ軌道情報が重畳されている5つ以上の測位用衛星からの測位用信号を受信し、各測位用衛星の測位用信号が受信点に伝搬するまでの時間を観測して、各測位用衛星から受信点までの観測距離を求めるとともに、各測位用衛星の位置を求め、前記観測距離と各測位用衛星の位置とを既知数、受信点の位置を未知数とする連立方程式を逐次近似法により解く際、解が収束しないとき、各測位用衛星の位置と受信点の推定位置との差を各測位用衛星から受信点までの計算距離として求めるとともに、この計算距離と前記観測距離との差を残差として求め、該残差が異常に突出した値をもつ1つの測位用衛星を異常と見なす、測位用衛星の異常検知方法。

前のページに戻る