特許
J-GLOBAL ID:200903071481391881

ガスタービンエンジンの振動抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-080174
公開番号(公開出願番号):特開2004-285931
出願日: 2003年03月24日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】簡単な構造でタービンエンジンのブレードの励振を抑制する。【解決手段】タービンロータ1のディスク部2の外周面に複数のブレード3を放射状に一体に設け、複数のブレード各突出端を外囲しかつ隣り合うブレード間で分割された複数のティップシュラウド4を一体に設け、ティップシュラウドの隣り合う縁部4a間に所定の幅の間隙を設けると共に、隣り合う縁部間にピン係合孔を形成し、ピン係合孔にピンを軸線方向に抜け止めして取り付けかつ軸線方向及び径方向にがたをもって保持する。タービンロータの上流に配置されたベーンの後流及び正圧分布により周期的に揚力が変化して各ブレードが励振しようとする場合に、互いに分割された各ティップシュラウド間にピンががたをもって保持されていることから、ティップシュラウドに設けたピン係合孔にピンが摺接することによる減衰効果が得られるため、ブレードの励振を抑制し得る。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
タービンロータのディスク部の外周面に放射状に一体に設けられた複数のブレードと、前記複数のブレードの各突出端を外囲するように前記複数のブレードに一体に設けられかつ隣り合う前記ブレード間で分割された複数のティップシュラウドとを有し、 前記複数のティップシュラウドの隣り合う縁部間に所定の幅の間隙を設けると共に、前記隣り合う縁部間にピン係合孔を形成し、 前記ピン係合孔にピンを軸線方向に抜け止めして取り付け、 前記ピンが、前記ピン係合孔に対してその軸線方向及び径方向にがたをもって保持されていることを特徴とするガスタービンエンジンの振動抑制装置。
IPC (2件):
F01D5/22 ,  F01D5/16
FI (2件):
F01D5/22 ,  F01D5/16
Fターム (1件):
3G002DA03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-014804
  • 特開昭58-176402
  • 特開昭50-144803

前のページに戻る