特許
J-GLOBAL ID:200903071484540721
生態系育成用パネル
発明者:
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出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
石井 良和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163867
公開番号(公開出願番号):特開平9-324434
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート構造物の表面を自然環境に優しくするとともに、生態系の保全にも有効な中空パネルを提供し、さらに、既存のコンクリート構造物を効率よく環境保全、生態系保全にも優れた表面部に転換できるようにする。【解決手段】 軽量、高強度中空パネル基材1の中空部2に吸水かつ保水機能を有する詰物5を充填し、中空部と大気に連通する孔4をパネル基材表面及び/または表面化粧材3に設けることによりパネル表面に常に水分を補給し、植物、動物の育成を助けるようにしたものである。そして、本願発明のパネルを用いれば、ダム、橋桁、ビル、河川等のコンクリート構造物およびそれらの既存の構造物の表面を効率よく自然環境にマッチしたものに、容易かつ低コストで施工できる。
請求項(抜粋):
中空部を有し、この中空部には吸水かつ保水機能を有する詰物が充填してあり、詰物が充填してある中空部と大気に連通する孔をパネル基材表面及び/または表面化粧材に設けた生態系育成用パネル。【請求項3】 パネル基材がPC板、プラスチック板、FRPのいずれかである請求項1記載の生態系育成用パネル。【請求項4】 パネル基材がトバモライト結晶からなる押出し成形品である請求項1記載の生態系育成用パネル。【請求項5】 パネル基材が多孔質コンクリートである請求項2記載の生態系育成用パネル。【請求項6】 パネル基材に設けた孔が穿孔による人工的な孔である請求項1〜5に記載の生態系育成用パネル。【請求項7】 表面化粧材が多孔質である請求項1〜6に記載の生態系育成用パネル。【請求項8】 表面化粧材が熔岩などの多孔質自然石である請求項7記載の生態系育成用パネル。【請求項9】 吸水かつ保水機能を有する詰物がネットあるいは透水性袋で包まれたカートリッジ状のものである請求項1〜8記載の生態系育成用パネル。【請求項10】 吸水かつ保水機能を有する詰物が粘土、スポンジ、高吸水性樹脂のいずれかである請求項1〜9記載の生態系育成用パネル。
IPC (3件):
E02D 29/02 302
, E01D 19/02
, E02B 3/14 301
FI (3件):
E02D 29/02 302
, E01D 19/02
, E02B 3/14 301
引用特許:
審査官引用 (8件)
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植栽用コンクリート製品及びその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-098836
出願人:前田製管株式会社, 小野田セメント株式会社
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塗装仕上げ用セメント押出成形板の製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-239992
出願人:三菱マテリアル株式会社
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緑化擁壁ブロック
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-122532
出願人:ライト工業株式会社, 日本セメント株式会社, 共和コンクリート工業株式会社
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構築用コンクリートブロック
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-348984
出願人:山富産業株式会社
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緑化用コンクリートブロツク
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-282155
出願人:株式会社ジヤグラス, ライト工業株式会社, 日本セメント株式会社, 日特建設株式会社, 富士コンクリート工業株式会社, 共和コンクリート工業株式会社
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植栽基盤
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-247576
出願人:株式会社竹中工務店, 株式会社竹中土木, 日本化学工業株式会社
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植生用コンクリート構造物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-268861
出願人:株式会社大林組
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特開平4-203026
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