特許
J-GLOBAL ID:200903071488491440

酸化鉄含有金属塩化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池浦 敏明 ,  池浦 敏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-336587
公開番号(公開出願番号):特開2001-152265
出願日: 1999年11月26日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】硫化精鉱から酸化鉄含有金属塩化物を製造するための工業的に有利な方法を提供する。【解決手段】硫化精鉱を供給管23を介して1段目リアクター21に供給すると共に、2段目リアクター22からの溢流ガスを流動化用ガスとして配管25を介して1段目リアクター21に供給し、第1段目リアクター21内において硫化精鉱を流動化される。この場合流動化された硫化精鉱は2段目リアクター22から溢流して来る塩素をも含む塩素ガスにより240〜270°Cで塩化し塩化焼鉱として第2段リアクター22で流動下の許に塩化焼鉱中に含まれる塩化鉄を選択的に酸化して酸化鉄含有金属塩物を生成するが、1段目リアクターからの溢流ガス中には塩素ガスは実質的に含有される除塵等の浄化処理後第2段目リアクター22の流動化ガスとしてリサイクルされる。
請求項(抜粋):
硫化精鉱を原料として酸化鉄含有金属塩化物を製造する方法において、(i)塩素ガスを含む流動化用ガスを用いて下記塩素除去工程(ii)からの部分塩化焼鉱を流動化させるとともに、該部分塩化焼鉱を240〜270°Cで塩化して塩化焼鉱を生成させる塩化工程、(ii)該塩化工程から得られる未反応塩素ガスを含む溢流ガスを用いて下記工程(B)の塩素除去工程(v)からの1次部分塩化焼鉱と硫化精鉱とからなる混合鉱を流動化させるとともに、該混合鉱に該未反応塩素ガスを260〜280°Cで吸収させる塩素除去工程、(iii)該塩素除去工程から得られる溢流ガスを浄化し、前記塩化工程(i)の流動化用ガスとして用いるガス循環工程、からなる塩化焼鉱生成工程(A)と、(iv)酸素ガスを含む流動化用ガスを用いて該工程(A)で得られた塩化焼鉱を流動化させるとともに、該塩化焼鉱中に含まれる塩化鉄を選択的に酸化して酸化鉄含有金属塩化物を生成させる選択酸化工程、(v)該選択酸化工程から得られる塩素ガスを含む溢流ガスを用いて硫化精鉱を流動化させるとともに、該硫化精鉱に該塩素ガスを吸収させる塩素除去工程、(vi)該塩素除去工程から得られる溢流ガスを、前記選択酸化工程(iv)の流動化用ガスとして用いるガス循環工程、からなる酸化鉄含有金属塩化物生成工程(B)、とからなることを特徴とする酸化鉄含有金属塩化物の製造方法。
IPC (2件):
C22C 1/08 ,  C01B 9/02
FI (2件):
C22C 1/08 ,  C01B 9/02

前のページに戻る