特許
J-GLOBAL ID:200903071493449907

高強度で低延性且つ被削性に優れた非調質鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-162396
公開番号(公開出願番号):特開2002-356743
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】一体物の状態で鍛造したコンロッド本体部分とコンロッドキャップ部分とを分割してコンロッドを製造でき、又切削作業を円滑に実施できる非調質鋼の提供。【解決手段】C:0.25〜0.70%、Si:1.0超〜2.0%、Mn:0.10〜0.30%未満、P:0.010〜0.100%、S:0.010〜0.100%、Cr:0.05〜1.0%、V:0.05〜0.30%、Al:0.010%未満、B:0.0050〜0.0150%、N:0.0080〜0.0200%(以上、wt.%)、残部Feおよび不可避不純物からなり、N/B:1.7以上、炭素当量Ceqが、0.80〜1.10wt.%、熱間鍛造の後、冷却して得られた鋼材のミクロ組織が、面積率で10%以下のフェライトと残部がパーライトまたはパーライトおよびベイナイトとからなり、引張破断による破面が脆性破面、且つ鋼材の降伏応力が600N/mm2以上である非調質鋼。
請求項(抜粋):
C :0.25〜0.70%、Si:1.0超〜2.0%、Mn:0.10〜0.30%未満、P :0.010〜0.100%、S :0.010〜0.100%、Cr:0.05〜1.0%、V :0.05〜0.30%、Al:0.010%未満、B :0.0050〜0.0150%、N :0.0080〜0.0200%(以上、wt.%)を含み、残部Feおよび不可避不純物からなり、N/B:1.7以上を満足し、且つ炭素当量Ceqが、0.80〜1.10wt.%の範囲内にあり、熱間鍛造の後、冷却して得られた鋼材のミクロ組織が、面積率で10%以下のフェライトと残部がパーライトおよびベイナイトの内の少なくとも1つからなり、前記鋼材の引張破断による破面が脆性破面を呈し、且つ前記鋼材の降伏応力が600N/mm2以上であることを特徴とする被削性に優れた非調質鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/60 ,  F16C 7/00
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/32 ,  C22C 38/60 ,  F16C 7/00
Fターム (2件):
3J033AA04 ,  3J033AB03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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