特許
J-GLOBAL ID:200903071493650920

熱可塑性樹脂被覆鋼板を使用した金属容器 の製缶方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 玉利 冨二郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-326311
公開番号(公開出願番号):特開平5-097140
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【構成】 鋼板の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂を所定の厚みで被覆してロックシーム加工後、熱可塑性樹脂の溶融温度より高い温度で所定時間加熱して、熱可塑性樹脂同士の面で自己融着させて缶胴体部を形成し;次に、鋼板の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂を所定の厚みで被覆した樹脂複合鋼板から加工した缶天蓋及び缶地板を二重巻締めによって前記缶胴体部の上下端部に取り付け;しかる後に、前記二重巻締部を、熱可塑性樹脂の溶融温度より高い温度で所定時間加熱して、熱可塑性樹脂同士の面で自己融着させてなることを特徴とする。【効果】 気密性に優れると共に、耐食性に優れた缶が安価に提供できる。また、本発明によれば、溶接法や接着法によらないため、溶接や接着のための溶剤、接着材等を不要とするばかりか、それらの溶接、接着工程が省略できる。
請求項(抜粋):
鋼板の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂を所定の厚みで被覆した樹脂複合鋼板をロックシーム加工後、熱可塑性樹脂の溶融温度より高い温度で所定時間加熱して、熱可塑性樹脂同士の面で自己融着させて缶胴体部を形成し;次に、同じく鋼板の少なくとも片面に、熱可塑性樹脂を所定の厚みで被覆した樹脂複合鋼板から加工した缶天蓋及び缶地板を二重巻締めによって前記缶胴体部の上下端部に取り付け;しかる後に、前記缶胴体部のロックシーム部と同様に、前記二重巻締部を、熱可塑性樹脂の溶融温度より高い温度で所定時間加熱して、熱可塑性樹脂同士の面で自己融着させてなること;を特徴とする熱可塑性樹脂被覆鋼板を使用した金属容器の製缶方法。
IPC (2件):
B65D 6/30 ,  B21D 51/26

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