特許
J-GLOBAL ID:200903071496344634

ナトリウム-硫黄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286607
公開番号(公開出願番号):特開平8-148182
出願日: 1994年11月21日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】固体電解質と電極容器との熱膨張収縮差による変位を塑性変形によって吸収し構造を簡素化し電極間の短絡を防止し、安価で信頼性の高いナトリウム-硫黄電池を得る。【構成】負極フランジ3を有しナトリウム7を内封する負極容器8と、ガラスなどで接合された絶縁リング2を有しナトリウム7と負極容器8とを内封する固体電解質4と、正極フランジ1を有し硫黄5と固体電解質4とを内封する正極容器6とを備え、固体電解質4を間に挾み負極容器8を内側に正極容器6を外側に配置し、負極フランジ3と絶縁リング2とを負極の接合部10で接合し、且つ正極フランジ1と絶縁リング2とを正極の接合部9で接合し、負極容器8と正極容器6とを絶縁した構成である。そして塑性変形吸収部位を、低剛性フランジ部1aと垂直フランジ部1cと高剛性フランジ部1bとからなる段付を有する段付構造として正極フランジ1に設けたものである。
請求項(抜粋):
負極容器と、該負極容器とナトリウムとを内封しナトリウムイオン伝導性を有する固体電解質と、該固体電解質と硫黄とを内封する正極容器と、前記固体電解質と前記負極容器と前記正極容器とを絶縁接合する絶縁リングとを含むナトリウム-硫黄電池において、前記絶縁リングと、前記正極容器または前記負極容器のいずれか一方の電極容器との間に、前記いずれか一方の電極容器と前記固体電解質との熱膨張収縮差による変位を塑性変形によって吸収する塑性変形吸収部位を設けたことを特徴とするナトリウム-硫黄電池。
IPC (3件):
H01M 10/39 ,  H01M 2/02 ,  H01M 10/38

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