特許
J-GLOBAL ID:200903071498623441

女性の尿失禁を軽減するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589110
公開番号(公開出願番号):特表2002-532190
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】特に腹腔内圧が上昇している間の女性の尿失禁を軽減するための方法を開示する。この方法には、初期断面積、挿入端及び後部端を有する非吸収性尿失禁用用具を調達する段階が含まれる。また、尿失禁用用具は、膨張すると、尿失禁用用具の断面積を増大させることができる圧縮した弾性部材を含む。尿失禁用用具は、挿入端が最初に入るように女性の膣に挿入する。膣は、左右の側壁、前壁及び後壁で構成された内周を有する管である。尿失禁用用具は、壁の少なくとも2つに接触するように挿入される。尿失禁用用具は、膣管の長さの中央1/3に、挿入端が女性の尿道括約筋に隣接して位置合わせされるように位置決めされる。尿道括約筋は、尿道管の一部である。尿失禁用用具は、女性の恥骨結合と協働して尿道管を間に挟む。弾性部材は、尿失禁用用具の少なくとも一部が断面積を増大し、膣管の4つ全ての内壁に接触し、尿道管に対する支持的バックドロップをもたらすように膣管内で膨張することができる。次に、尿道管は、尿失禁用用具と恥骨結合との間でそれ自身が圧縮され、これにより不随意の尿の漏れを制限することができる。
請求項(抜粋):
(a)初期断面積及び挿入端及び後部端を有し、膨張すると尿失禁用用具の前記断面積を増大させることができる圧縮された弾性部材を含む非吸収性尿失禁用用具を調達する段階と、 (b)前記挿入端が最初に入るようにして、左右の側壁、前壁及び後壁で構成された内周を有する膣管を有する女性の膣に、前記壁の少なくとも2つに接触させて前記尿失禁用用具を挿入する段階と、 (c)前記挿入端が、女性の尿道管の一部である女性の尿道括約筋に隣接して位置合わせされるように、前記尿失禁用用具を前記膣管の長さの中央1/3に位置決めし、前記尿失禁用用具が女性の恥骨結合と協働して前記尿道管を間に挟む段階と、 (d)前記尿失禁用用具の少なくとも一部の断面積が増大し、前記膣管の4つ全ての内壁に接触して、前記尿道管に対する支持的バックドロップをもたらすように、前記弾性部材を前記膣管内で膨張させる段階と、 (e)前記尿道管が前記尿失禁用用具と前記恥骨結合の間でそれ自身を圧縮されることにより、尿の漏れを制限する段階と、を含むことを特徴とする女性の尿失禁を軽減するための方法。
Fターム (6件):
4C098AA08 ,  4C098DD24 ,  4C098DD25 ,  4C098DD28 ,  4C098FF07 ,  4C098FF10

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