特許
J-GLOBAL ID:200903071507148867

燃料噴射ポンプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚田 登
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-305016
公開番号(公開出願番号):特開平9-126030
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 電磁弁のソレノイド電流波形の如何に拘らず電磁弁の着座検出を行うことができるようにする。【解決手段】 ソレノイド電流IS が上昇過程でその変化率が負にならず、着座検出手段10,11,12によって電磁弁1の着座を検出することができない場合に、着座に先立ってソレノイド電流IS が電流制限値IO に達するように、電流制限値IO を可変する。ソレノイド電流IS が着座に先立って電流制限値IOに達することで、電磁弁1のソレノイド2をパルス駆動してソレノイド2に印加される平均電圧を低下させ、着座検出手段10,11,12によって着座検出を行う。
請求項(抜粋):
内燃機関への燃料噴射量を電磁弁によって調節する燃料噴射ポンプにもうけられ、目標噴射量を与えるのに必要な前記電磁弁の実作動時間を演算すると共に、前記電磁弁の着座検出に基づいて前記電磁弁の作動遅れ時間を演算し、前記実作動時間および前記作動遅れ時間に基づいて決定された駆動信号に従って前記電磁弁を制御する燃料噴射ポンプ制御装置において、前記電磁弁のソレノイドに流れるソレノイド電流を検出する電流検出手段と、前記ソレノイド電流が電流制限値に達することで、前記電磁弁のソレノイドをパルス駆動することにより前記電磁弁のソレノイドに印加される平均電圧を低下させて前記ソレノイド電流を制限する電流制限手段と、前記ソレノイド電流を入力する第1段微分回路および当該第1段微分回路の出力を入力する第2段微分回路を有し、前記第2段微分回路の出力に基づいて前記電磁弁の着座を表す着座信号を与える着座検出手段と、前記駆動信号が与えられている間に前記着座信号が与えられない場合に、少なくとも前記電磁弁の着座に先立って前記ソレノイド電流が前記電流制限値に達するように、前記電流制限手段の前記電流制限値を可変する電流制限値可変手段とを有する燃料噴射ポンプ制御装置。

前のページに戻る