特許
J-GLOBAL ID:200903071517401005
Fe基非晶質合金薄帯の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085202
公開番号(公開出願番号):特開平10-277710
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、安価な合金を用いた場合でも、各チャージ間における鉄損のバラツキの改善が可能になり、かつ、鉄損自身も改善され、その結果、薄帯の歩留り向上を可能にするFe基非晶質合金薄帯の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 組成が、(FeaSibBcCd)100-xPxで表示される合金を溶解し、合金溶湯を移動している冷却基板上にスロットノズルを通して噴出させて、該合金を急冷凝固させて非晶質薄帯を製造する方法において、該溶湯の融点から150°C以上320°C以下の温度範囲までを少なくとも103°C/秒以上の平均冷却速度で冷却し、薄帯の温度が150°C以上320°C以下の範囲になった時に冷却基板から該薄帯を剥離させて薄帯を巻き取り、その後、空冷することを特徴とするFe基非晶質合金薄帯の製造方法。ただし、a、b、cおよびdは、原子%で、70≦a≦86、1≦b≦19、7≦c≦20、0.02≦d≦4、a+b+c+d=100であり、xは重量%で0.003≦x≦0.1である。
請求項(抜粋):
組成が(FeaSibBcCd)100-xPxで表示される合金を溶解し、この合金の溶湯を移動している冷却基板上にスロットノズルを通して噴出させ、合金を急冷凝固させて非晶質薄帯を製造する方法において、溶湯の融点から150°C以上320°C以下の温度範囲で少なくとも103°C/秒以上の平均冷却速度で冷却し、薄帯の温度が150°C以上320°C以下の範囲になった時に冷却基板から該薄帯を剥離させて薄帯を巻き取り、その後、空冷することを特徴とするFe基非晶質合金薄帯の製造方法。ただし、a、b、cおよびdは、原子%で、70≦a≦86、1≦b≦19、7≦c≦20、0.02≦d≦4、a+b+c+d=100であり、xは重量%で、0.003≦x≦0.1である。
IPC (5件):
B22D 11/06 360
, C21D 8/12
, C22C 45/02
, H01F 1/16
, C21D 6/00
FI (5件):
B22D 11/06 360 Z
, C21D 8/12 H
, C22C 45/02 A
, C21D 6/00 C
, H01F 1/16 A
引用特許: