特許
J-GLOBAL ID:200903071518036904

作業機械の稼動可能残時間予知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230862
公開番号(公開出願番号):特開平10-077872
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 作業機械をあと何時間稼動させ得るかを精度良く予測して表示することができ、これにより、合理的な給油を実施することができる作業機械の稼動可能残時間予知装置を提供すること。【解決手段】 演算装置12は、エンジン1の制御装置4からエンジン回転数Neと回転数偏差ΔNを、操作状態検出器10から操作レバーのうちの1つでも操作されているか否かを示す信号Cを、演算器11から燃料タンク5の燃料残量Qを入力する。演算装置12はほぼ1時間毎に燃料残量Qを測定し、その後微小時間毎に、燃料残量Qから回転数偏差ΔNに基づいて得られる当該微小時間での燃料消費量を減算して計算上の燃料残量を求め、この燃料残量を、前回から今回までの燃料残量測定期間の燃料消費量を計算上の燃料消費量積算値で除算した値で除算して稼動可能残時間を演算し、これを表示装置13に表示する。
請求項(抜粋):
エンジンと、このエンジンの燃料を収容する燃料タンクと、この燃料タンクの燃料量を検出する燃料計と、前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出器と、前記エンジンにより回転される油圧ポンプと、この油圧ポンプの吐出油により駆動される複数の油圧アクチュエータと、これら油圧アクチュエータを操作する各操作レバーとを備えた作業機械において、所定期間における前記燃料計の計測値に基づく前記エンジンの実燃料消費量を演算する第1の演算手段と、前記所定期間後から始まる所定の微小時間毎の前記エンジンの予想燃料消費量を求める燃料消費量取出手段と、前記実燃料消費量から前記微小時間毎に前記予想燃料消費量を減算して現在の残燃料を算出する第2の演算手段と、前記実燃料消費量と前記所定期間内の前記予想燃料消費量の積算値の比で前記残燃料を除算して現在の稼動可能残時間を算出する第3の演算手段と、前記稼動可能残時間、又はこの稼動可能残時間および前記残燃料を表示する表示装置とを設けたことを特徴とする作業機械の稼動可能残時間予知装置。
IPC (3件):
F02D 29/00 ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/04
FI (3件):
F02D 29/00 B ,  F02D 29/02 L ,  F02D 29/04 G

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