特許
J-GLOBAL ID:200903071520776206

固形酸化物燃料電池とイオン輸送反応器との一体化プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-155084
公開番号(公開出願番号):特開2000-003719
出願日: 1999年06月02日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】 発電と、酸素、窒素、二酸化炭素を単独であるいは組み合わせて含む1つ以上の生成物ガスの発生とを共に実施するための方法を提供することである。【解決手段】 酸素を含むガス送給物28、好ましくは空気が空気圧縮器162により約155psia(絶対値での約10.89kg/cm2)の圧力に圧縮される。圧縮された空気は次いで、復熱式熱交換器66により約800°Cの温度に予熱され、固体酸化物燃料電池の第1の陰極側14に導入される。ガス状燃料30が第1の陽極側16に導入され、セラミック膜12を通して輸送された酸素イオンと発熱反応し、熱と電気と、燃焼生成物とガス状燃料との混合物である陽極側流れ、即ち、ガス状燃料/燃焼生成物の混合物68とを発生する。
請求項(抜粋):
酸素を含むガス流れと、第1のガス状燃料流れとから、電力と、生成物ガス流れとを発生させるための方法であって、(a)第1の陰極側及び第1の陽極側を有する固体酸化物燃料電池を提供すること、(b)第2の陰極側及び第2の陽極側を有する酸素選択性のイオン輸送膜を内部に配置した第1のイオン輸送反応器を提供すること、(c)前記酸素を含むガス流れを前記第1の陰極側と接触させ且つ前記第1のガス状燃料流れを前記第1の陽極側と接触させること、(d)前記酸素を含むガス流れの第1の酸素部分を前記第1の陰極側から前記第1の陽極側に輸送すること、(e)前記酸素を含むガス流れの第1の酸素部分を前記第1の陽極側で前記第1のガス状燃料流れと反応させそれにより、前記第1の陽極側から前記第1の陰極側への電子の流れを生じさせること、(f)該電子の流れを電力として回収すること、(g)前記酸素を含むガス流れの残余部分を第1の残留側流れとして前記第1の陰極側から前記第2の陰極側に送ること、(h)前記第1の残留側流れを第2の陰極側と接触させ、該第2の陰極側から第2の酸素部分を前記第2の陽極側に輸送すること、(i)第1の陰極側、第1の陽極側、第2の陰極側、第2の陽極側の少なくとも1つから前記生成物ガス流れとしてガス流れを回収すること、を含む酸素を含むガス流れと、第1のガス状燃料流れとから、電力と、生成物ガス流れとを発生させるための方法。
IPC (3件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M 8/06 S ,  H01M 8/02 R ,  H01M 8/12
引用特許:
審査官引用 (3件)

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