特許
J-GLOBAL ID:200903071522812129

X線管装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-262407
公開番号(公開出願番号):特開平5-101778
出願日: 1991年10月09日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 X線管収容容器内の残留気泡や油内の溶存空気量を減らすことにより、X線管収容容器内に適正な絶縁油の充填を行えるようにする。【構成】 電磁弁5を開けると絶縁油7が油タンク2の内部に引き込まれる。油タンク2が一杯になったら電磁弁5を閉じる。次に電磁弁6を開けると同時に真空ポンプ3を回転し、油タンク2の内部を真空引きする。同時に電磁弁10を開け真空ポンプ11を回転させ、ハウベ1を真空引きする。油タンク2、ハウベ1それぞれの真空度は真空計8,9で測定し、出力された真空度信号13,14は、コントローラ12に取り込まれる。コントローラ12はこれらの真空度が、あらかじめ設定された値になるまで真空引きを行うようポンプ3,11を制御する。油タンク2、ハウベ1それぞれの真空度が設定値に達すると、電磁弁6,10を閉じポンプ3,11を停止する。ハウベ1への油の注入は電磁弁4を開けて行う。
請求項(抜粋):
内部にX線管が収容されたX線管収容容器の内部を真空にした後、この容器内に絶縁油を導入するX線管装置の製造方法において、絶縁油が貯蔵された油タンク内を真空引きし、この油タンク内の真空度を測定すると共に、上記容器内の真空度と上記油タンク内の真空度を読み込み、コントローラにより上記容器用真空ポンプと上記油タンク用真空ポンプの動作時間を制御し、それぞれの真空度が設定値に達したら、油タンクより上記容器内へ絶縁油を導入することを特徴とするX線管装置の製造方法。
IPC (2件):
H01J 9/385 ,  H01J 35/00

前のページに戻る