特許
J-GLOBAL ID:200903071526876938

空気循環式空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島添 芳彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-272736
公開番号(公開出願番号):特開2002-081690
出願日: 2000年09月08日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 太陽熱及び地中冷熱を効率的に利用した省エネルギー効果と、乾式組積構法の煉瓦壁の断熱気密化とを両立した空気循環式パッシブ空調システムの提供。【解決手段】 建築物の外壁は乾式煉瓦組積構造の二重壁により形成され、その中空部に非通気性の板状断熱材が挿入され、断熱材と二重壁の内側壁との間に循環空気層が画成される。空気層は床下回収ダクトと連通する。一階床から小屋裏に達する煉瓦ダクトが、建築物の内部領域において乾式煉瓦組積構造の垂直煉瓦壁により形成され、床下から上方に延びる給気ダクトが煉瓦ダクト内に配置される。室内空気は、煉瓦の目地部を介して循環空気層に流入し、空気層から回収ダクトに誘引され、地中冷熱又は太陽熱により冷却又は加熱された後、煉瓦ダクト又は給気ダクトに導入され、煉瓦ダクトを構成する煉瓦の目地部又は給気ダクトの吹出口から室内領域に流出する。
請求項(抜粋):
煉瓦及び金属プレートを積層するとともに、前記煉瓦のボルト挿通孔を貫通する緊締具を緊締して上下の煉瓦を一体的に相互連結する乾式煉瓦組積構法の建築物における空気循環式空調システムであって、前記建築物の外壁(10)は、乾式煉瓦組積構造の二重壁により形成され、非通気性の板状断熱材(16)が、該二重壁の中空部に挿入され、該断熱材と前記二重壁の内側壁(11)との間に循環空気層(15)が画成され、該空気層は、建築物の床下回収ダクト(17)と連通し、一階床から小屋裏に達する煉瓦ダクト(30)が、前記建築物の内部領域において乾式煉瓦組積構造の垂直煉瓦壁により形成され、床下から上方に延びる給気ダクト(40)が、前記煉瓦ダクト(30)内に配置され、室内空気は、前記内側壁を構成する煉瓦の目地部を介して前記循環空気層に流入し、該空気層から前記回収ダクトに誘引され、地中冷熱又は太陽熱により冷却又は加熱された後、前記煉瓦ダクト又は前記給気ダクトに導入され、前記煉瓦ダクトを構成する煉瓦の目地部又は前記給気ダクトの吹出口(45)から室内領域に流出することを特徴とする空気循環式空調システム。
IPC (5件):
F24F 3/00 ,  E04B 1/74 ,  F24D 5/02 ,  F24D 11/00 ,  F24J 3/08
FI (5件):
F24F 3/00 B ,  E04B 1/74 P ,  F24D 5/02 Z ,  F24D 11/00 B ,  F24J 3/08
Fターム (27件):
2E001DB05 ,  2E001DD01 ,  2E001DD02 ,  2E001DD03 ,  2E001DD04 ,  2E001DD12 ,  2E001DD13 ,  2E001DD17 ,  2E001FA04 ,  2E001FA12 ,  2E001FA16 ,  2E001FA17 ,  2E001FA24 ,  2E001GA66 ,  2E001HA16 ,  2E001HD03 ,  2E001NA03 ,  2E001ND12 ,  3L053BA01 ,  3L053BA03 ,  3L053BB02 ,  3L053BB04 ,  3L071AA02 ,  3L071AB06 ,  3L071AC03 ,  3L071AC06 ,  3L071AD01
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • ブロック組積構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-172603   出願人:松藤泰典, 廣岡利貞
  • 壁体とその構築方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-162920   出願人:株式会社竹中工務店
  • 立下がりダクト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-164600   出願人:株式会社オーエムソーラー協会
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