特許
J-GLOBAL ID:200903071533355390
変復調システム及び復調器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148626
公開番号(公開出願番号):特開平7-336401
出願日: 1994年06月07日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は簡単な構成の回路により、同期検波用の基準信号を安定に生成してデータを復調し得る変復調システム及び復調器を提供することを目的とする。【構成】 分配器607、シンセサイザ608及び周波数変換器610は入力受信パイロット信号から搬送波周波数fCと同一の基準信号を生成する。移相器609は、シンセサイザ106の出力信号を移相量設定回路614の出力設定信号に基づいて制御される移相量だけ移相して周波数変換器610に供給する。同期検波回路604はIF受信信号を、同期検波用基準信号に基づいて同期検波する。移相量設定回路614は低域フィルタ611の出力ベースバンド信号に基づいて、システム立ち上げ時よりデータ値が固定の一定時間内に移相器609の移相量を設定する。
請求項(抜粋):
変調器により所定のディジタル変調方式で変調されたデータ信号を伝送路へ送信し、該送信信号を受信して得た受信信号を同期検波器により同期検波用基準信号を用いて同期検波し、該同期検波信号から復調データを得る変復調システムにおいて、前記変調器はパイロット信号を発生すると共に、該パイロット信号から前記ディジタル変調のための搬送波を生成し、該搬送波をシステム立ち上げ時より一定期間は値が固定のデータで変調し、該一定時間経過後は、送信すべきデータで該搬送波を変調し、変調して得られた変調波を前記パイロット信号と多重して出力し、前記復調器は受信信号から分離した前記パイロット信号に基づいて前記搬送波周波数と同一の同期検波用基準信号を生成して前記同期検波器へ供給すると共に、該同期検波用基準信号の位相を、システム立ち上げ時より前記一定時間内で該同期検波器より出力される検波信号の包絡線検波レベルがしきい値以下となる値に設定し、該一定時間経過後は該設定位相値で該同期検波用基準信号を生成することを特徴とする変復調システム。
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