特許
J-GLOBAL ID:200903071538425516

CDMAモデム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-505230
公開番号(公開出願番号):特表平11-509058
出願日: 1996年06月27日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】CDMAモデムはモデム送信器を含み、このモデム送信器は、関連づけられたパイロット符号信号を提供するとともに複数のメッセージ符号信号を発生する符号発生器と、各情報信号を各メッセージ符号信号と組み合わせることにより拡散帯域メッセージ信号を生成する拡散回路と、上記メッセージ符号信号の同期化対象であるグローバルパイロット符号信号を提供するグローバルパイロット符号発生器とを有する。CDMAモデムはモデム受信器をも含み、このモデム受信器は、関連づけられたパイロット符号発生器と、上記関連パイロット信号の符号位相遅延バージョンを受信CDM信号に相関させて収縮関連パイロット信号を生成する一群の関連づけられたパイロット符号相関器とを有する。上記関連づけられたパイロット信号の符号位相は、パイロット信号が受信されるまでの間、捕捉信号値に応答して変更される。関連づけられたパイロット符号トラッキング論理は、上記捕捉信号に応答しで上記関連パイロット符号信号を同位相に調節し、これにより、該収縮関連パイロット符号信号の信号出力レベルが最大化される。最後に、上記CDMAモデム受信器は、それぞれ複数の受信メッセージ信号相関器を含む一群のメッセージ信号捕捉回路を含み、この受信メッセージ信号相関器は、各ローカル受信メッセージ符号信号を上記CDM信号に相関させて各収縮受信メッセージ信号を生成する。
請求項(抜粋):
それぞれ第1および第2のパイロット符号信号を有する送信および受信チャネル上で、情報信号および接続制御信号を含むテレコミュニケーション信号を送信および受信する符号分割多元接続(CDMA)モデムであって、該第2のパイロット符号信号は該第1のパイロット符号信号と同期しており、 モデム送信器であって、 a)複数の個別のパイロット符号信号から選択される該第1のパイロット符号信号を提供する第1のパイロット符号手段と、該第1のパイロット符号信号に関連し、これに同期した複数の個別のメッセージ符号信号を発生するメッセージ手段とを備えた符号発生手段、および b)該情報信号のそれぞれを複数のメッセージ符号信号のそれぞれと組み合わせて、該送信チャネル上で送信される送信符号分割多重(CDM)信号および該第1のパイロット信号を含む複数の拡散帯域処理されたメッセージ信号を発生する、該メッセージ手段に接続された拡散手段であって、該複数のメッセージ符号信号のそれぞれは該第1のパイロット符号信号と同期している拡散手段、 を備えているモデム送信器と、 モデム受信器であって、 a)該第1のパイロット符号信号に関連する該第2のパイロット符号信号を提供する第2のパイロット符号手段と、該第2のパイロット符号信号に関連する複数のローカル受信メッセージ符号信号を発生するローカルメッセージ符号手段とを備えたローカル符号発生手段であって、該第2のパイロット符号手段は該ローカルメッセージ符号手段と同期しているローカル符号発生手段、 b)該第2のパイロット符号信号を捕捉およびトラッキングするパイロット符号捕捉およびトラッキング手段であって、該第2のパイロット符号信号の各位相遅延バージョンを該受信チャネルから受信したCDM信号に相関させて収縮第2パイロット信号を生成する複数の第2パイロット符号位相遅延相関手段であって、該第2のパイロット符号信号の符号位相は捕捉信号に応答して変更される複数の第2パイロット符号位相遅延相関手段と、該収縮第2パイロット信号の有無を検出して、これにより、該第2のパイロット符号信号、該受信した第2のパイロット信号および該第1のパイロット符号信号の間の同期の度合いを示す捕捉信号を生成する手段とを備えた、パイロット符号捕捉およびトラッキング手段、 c)該捕捉信号に応答して、該収縮第2パイロット信号のレベルを増加させる傾向を持たせる程度に、該第2のパイロット符号信号を同位相に調節する手段を含む第2のパイロット符号トラッキング手段、および d)複数の収縮受信メッセージ信号を提供する複数のメッセージ信号捕捉手段であって、各メッセージ信号捕捉手段が、該ローカル受信メッセージ符号信号の1つを該受信したCDM信号に相関させて各収縮受信メッセージ信号を生成する受信メッセージ信号相関器を含む、複数のメッセージ信号捕捉手段、 を備えているモデム受信器と、を備えたモデム。

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