特許
J-GLOBAL ID:200903071543392219

工作機械における計測補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284964
公開番号(公開出願番号):特開2001-105279
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 ワークテーブルに対する工具の取り付け誤差、工作機械の熱変形による誤差、及び工具寸法誤差を排除して、数値制御工作機械により加工される工作物の加工精度を向上すること。【解決手段】 主軸とワークテーブルを相対移動する1つの制御軸に沿って基準となるA位置を設定し、接触式検出器の接触子をワークテーブル上のワークの基準となるC位置に接触してこのA位置又はこのA位置と同一または近傍のB位置から観たC位置を求めて主に工作物の取り付け誤差である第1誤差を求め、また主軸に装着した工具の先端が前記A位置に位置されて非接触式検出器がオンとなる時の主に工具寸法誤差である第2誤差を求め、工作物の加工の際には、前記主軸とワークテーブルとの前記制御軸に沿う相対送り量を第1誤差及び第2誤差により補正する。
請求項(抜粋):
工作物を取り付け固定するワークテーブルと工具を先端に装着可能な主軸を回転支持する主軸サポートとを数値制御装置により制御される1つの制御軸に沿って相対的に移動して前記工具により前記工作物を加工する工作機械において、非接触により工具先端位置を検出して前記工具の先端が前記制御軸上のA位置に到達する時にオンとなる非接触式の第1検出器を設けておき、接触子を有する接触式の第2検出器を前記主軸と共に前記制御軸に沿って前記ワークテーブルに対し相対的に移動し、この第2検出器を前記A位置と同一又はこのA位置に近傍のB位置および前記ワークテーブル上の工作物上の所定のC位置に順次接触させて前記B位置から観たC位置の予め設定された理論位置と実際の位置との第1誤差を求める工程と、前記工具を前記主軸に取り付けて前記制御軸に沿って前記第1検出器がオンとなるように前記ワークテーブルに対し相対的に位置決めして前記A位置における工具先端の予め定められた理論位置と実際の位置との第2誤差を求める工程と、前記工具により工作物を加工する際には、前記主軸の前記制御軸に沿う予めプログラムされた相対移動量を前記第1誤差および第2誤差に基づいて補正する工程と、からなることを特徴とする工作機械における計測補正方法。
IPC (2件):
B23Q 15/06 ,  B23Q 17/22
FI (2件):
B23Q 15/06 ,  B23Q 17/22 D
Fターム (5件):
3C001KA01 ,  3C001TA02 ,  3C001TB02 ,  3C029AA01 ,  3C029EE02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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