特許
J-GLOBAL ID:200903071546174395

熱転写プリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-016458
公開番号(公開出願番号):特開平6-227083
出願日: 1993年02月03日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、カバーの開閉操作にともなうヘッドのアップダウン機構の動力伝達系の切断をなくし、適正なヘッドの圧接力を確実に確保して、印字品質を高め、動作信頼性を向上できる熱転写プリンタを得ることを目的とする。【構成】 カバー2は支軸3を回転中心としてケース1に開閉可能に取り付けられている。また、サーマルヘッド4が取り付けられたヒートシンク5とヘッド押え部材11とが対向して支軸3に回転可能に取り付けられている。カバー2にはヘッド押え部材11に係合する偏心カム25が、ケース1には駆動モータ26がそれぞれ設けられている。第1および第2のプーリ27、29が、駆動モータ26の回転軸と偏心カム25の軸にそれぞれ固着され、支軸3に回転可能に取り付けられた中間プーリ28との間に歯付きベルト30、31が掛渡されている。
請求項(抜粋):
ケースと、このケースの一端側に支軸を介して開閉可能に取り付けられたカバーと、前記ケースに取り付けられて重ね合わされた印字用紙およびインクシートを巻き込むプラテンと、この印字用紙およびインクシートを介して前記プラテンに圧接されかつ前記インクシートのインクを前記印字用紙に転写するサーマルヘッドと、その一端側に前記サーマルヘッドが取り付けられかつ前記サーマルヘッドが前記プラテンに接離できるようにその他端側を前記支軸に回転可能に取り付けられたヘッド支持部材と、このヘッド支持部材と所定距離以上離れないように前記ヘッド支持部材に対向して前記支軸に回転可能に取り付けられたヘッド押え部材と、このヘッド押え部材と前記ヘッド支持部材との間に縮設されて前記サーマルヘッドに圧接力を与えるヘッド押圧バネと、前記ヘッド押え部材に係合するように前記カバーに回転可能に取り付けられた偏心カムと、前記ケースに取り付けられた駆動モータと、前記支軸に回転可能に取り付けられて前記駆動モータの駆動力を前記偏心カムに伝達する動力伝達中間部材とを備え、前記動力伝達中間部材を介して伝達される前記駆動モータの駆動力により前記偏心カムが回転されると、前記ヘッド押え部材とともに前記ヘッド支持部材も回転され、前記サーマルヘッドが前記プラテンに圧接あるいは前記プラテンから引き離されるようにしたことを特徴とする熱転写プリンタ。
IPC (3件):
B41J 25/304 ,  B41J 2/32 ,  B41J 2/325
FI (3件):
B41J 25/30 U ,  B41J 3/20 109 C ,  B41J 3/20 117 A

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