特許
J-GLOBAL ID:200903071548871972

非接触データ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203506
公開番号(公開出願番号):特開平10-051361
出願日: 1996年08月01日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 ASK変調によりデータを非接触で伝送する場合に前のデータの残響と現在のデータの波形の重畳により生じるS/N比の低下を防止できるようにすること。【解決手段】 搬送波発振部22とこれに同期して送信データを生成する送信データ生成部3を設ける。そして変調制御部24,ASK変調部25により送信データの変化に基づいて振幅を変化させ、しかも位相を反転させる。そしてこの出力で送信コイルL1を駆動する。こうすれば受信側では現在のデータと残響とが相殺されることとなって、受信コイルL2に得られるレベルが信号の変化時に大幅に低下し、信号を弁別する際のS/N比が改善できる。
請求項(抜粋):
送信部と受信部とから成る非接触データ通信システムであって、前記送信部は、搬送波発振部と、前記搬送波発振部より発振する搬送波に同期した二値の送信データを生成する送信データ生成部と、搬送波及び送信データが入力され、送信データのレベル変化に基づいて搬送波のレベルを変化させると共に、その位相を反転させる変調手段と、前記変調手段の被変調信号によって駆動される送信コイルと、を有するものであり、前記受信部は、受信コイルと、前記受信コイルに得られる信号の包絡線検波を行う包絡線検波部と、前記包絡線検波部による検波出力に基づいて出力を弁別する受信データ処理部と、を有するものであることを特徴とする非接触データ通信システム。
IPC (3件):
H04B 5/02 ,  H04B 7/26 ,  H04L 27/02
FI (3件):
H04B 5/02 ,  H04L 27/02 A ,  H04B 7/26 R

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