特許
J-GLOBAL ID:200903071560959281
スクロール圧縮機及び冷凍装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-170278
公開番号(公開出願番号):特開2006-342755
出願日: 2005年06月10日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】 スクロール圧縮機における一方のスクロールを他方のスクロールへ押し付ける押付力を小さくすることを可能にし、スクロール歯先の摩耗やかじりの発生を低減して圧縮機運転範囲を拡大する。 【解決手段】 スクロール圧縮機におけるスクロール背圧室を、吸入ガス(または中間圧力のガス)で充満された空間111と、吐出圧力で充満された空間112で構成し、吸入ガス圧力(または中間圧力)と吐出ガス圧力との総和で一方のスクロールを他方のスクロールに押し付ける。スクロール圧縮機構部2の圧縮室81へガス冷媒または液冷媒をインジェクションするためのインジェクション穴205が固定スクロール6に設けられており、運転圧力比に応じてガスインジェクションまたは液インジェクションが選択され、実行される。 【選択図】 図4
請求項(抜粋):
固定スクロールと旋回スクロール等からなる圧縮機構部と、圧縮機構を駆動する駆動部とを備え、前記圧縮機構部と駆動部とを密閉容器に収納し、前記一方のスクロール背面にガス冷媒で充満された背圧室を設け、背圧室の冷媒ガス圧力により前記一方のスクロールを他方のスクロールに押し付ける構成としたスクロール圧縮機であって、凝縮器や蒸発器を有する冷凍サイクルに使用されるものにおいて、
前記背圧室を、吸入圧力の空間と吐出圧力の空間とで構成して、吸入圧力と吐出圧力の総和で前記一方のスクロールを他方のスクロールに押し付けるようにすると共に、
前記固定スクロールと旋回スクロールとにより形成される圧縮室に、前記冷凍サイクルの凝縮器下流からガス冷媒及び液冷媒の何れをもインジェクション可能に構成し、
前記圧縮機への吸入冷媒の圧力Psと、吐出冷媒の圧力Pdとの比(Pd/Ps)が、前記圧縮機の設定容積比より大きく且つ設定容積比より大きな任意の設定値より小さい場合にはガスインジェクションを実施し、前記任意の設定値より大きい場合には液インジェクションを実施する
ことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/02
, F25B 1/00
, F25B 1/04
, F04C 29/04
FI (5件):
F04C18/02 311Y
, F25B1/00 311D
, F25B1/00 361P
, F25B1/04 Y
, F04C29/04 B
Fターム (16件):
3H029AA02
, 3H029AA14
, 3H029AB03
, 3H029BB44
, 3H029CC03
, 3H029CC64
, 3H039AA03
, 3H039AA06
, 3H039AA12
, 3H039BB04
, 3H039BB13
, 3H039BB15
, 3H039CC03
, 3H039CC24
, 3H039CC31
, 3H039CC48
引用特許:
出願人引用 (2件)
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空気調和機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-036001
出願人:株式会社日立製作所, 日立清水エンジニアリング株式会社
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冷凍サイクル
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-107397
出願人:松下冷機株式会社
審査官引用 (1件)
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