特許
J-GLOBAL ID:200903071563074973

ダイナミックダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-255853
公開番号(公開出願番号):特開平9-079316
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 弾性部材3の耐久性を向上させ、かつ弾性部材3の破損による質量体2の脱落を確実に防止する。【解決手段】 取付板1は、質量体2及び弾性部材3の内腔部5を通じて挿入されるボルト4によって、例えば自動車の車体等、振動低減対象部材であるハウジング6に締着される。ボルト4は、座面部41から軸方向に延在され内腔部5を貫通する貫通軸部42と、この貫通軸部42の外端に形成された鍔部43とを有し、貫通軸部42は、質量体2の許容変位量を制限することによって、弾性部材3の過大な引っ張り変形による耐久性低下が有効に防止され、鍔部43は、弾性部材3が万一破断した場合の質量体2の脱落を防止する。
請求項(抜粋):
振動低減対象部材(6)にボルト(4)によって締着される取付板(1)と、この取付板(1)の外側に配置された筒状の質量体(2)の一端面(2a)が、ゴム状弾性材料からなる環状の弾性部材(3)を介して弾性的に連結され、前記ボルト(4)は、その座面部(41)から軸方向に延在され前記弾性部材(3)及び質量体(2)の内周の内腔部(5)を遊嵌状態に貫通する貫通軸部(42)と、前記内腔部(5)から外部へ突出したこの貫通軸部(42)の外端に形成されて前記質量体(2)の他端面(2c)と離間対向する鍔部(43)とを有することを特徴とするダイナミックダンパ。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  B60R 27/00
FI (2件):
F16F 15/02 C ,  B60R 27/00

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