特許
J-GLOBAL ID:200903071573355288

高速製糸工程におけるボビン糸掛け方法及び自動糸切替巻取方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-126741
公開番号(公開出願番号):特開平6-341011
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【構成】 溶融紡出し冷却した繊維糸条(Y)に水エマルジョン系油剤を付与し、圧空により交絡処理し(2)、ゴデットローラー(5、6)に引取った後、自動糸切替巻取装置(7)により3000m/分以上で巻取り、糸条繊度30デニール以下かつ伸度50%以上の熱可塑性合成繊維を製造する工程において、糸掛け時、糸切替え時は、交絡装置(2)へ供給する圧空圧力を通常巻取り時に供給する圧空圧力の50%以下まで低減させる。【効果】 細繊度で高伸度の糸条を生産する高速製糸工程における糸掛け性や糸切替え性を十分な水準まで高めることができ、糸掛けや糸切替えの際の安定性、確実性を向上させ、その生産性を大きく高めることができる。また、交絡処理をゴデットローラー前で行い巻取り機直前では交絡装置しない製糸工程でも糸掛け性や糸切替え性を十分に高めることができる。
請求項(抜粋):
溶融紡出し冷却した繊維糸条に水エマルジョン系油剤を付与し、圧空による交絡装置で交絡処理を付与し、ゴデットローラーに引取った後、3000m/分以上で高速回転するボビン上に巻取り、糸条繊度30デニール以下かつ伸度50%以上の熱可塑性合成繊維を製造する高速製糸工程において、前記ボビンへ糸掛けする際、前記交絡装置へ供給する圧空の圧力を通常巻取り時に供給する圧空圧力の50%以下まで低減させることを特徴とする高速製糸工程におけるボビン糸掛け方法。

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