特許
J-GLOBAL ID:200903071577761558

点弧パルス位相の同期制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-173502
公開番号(公開出願番号):特開平7-031132
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】同期信号変圧器で進めた位相に相当する時間は周波数と共に変動するが、この時間変動分を補正して常に点弧パルスを電源に同期させる。【構成】周波数検出回路31と位相誤差データ蓄積回路32とで構成した周波数対応位相誤差信号発生回路30を1次遅れフィルタ12に接続する。同期信号変圧器11出力電圧の位相進み量は一定だか、周波数と共に位相進み量相当時間は変化する。そこで各周波数毎の位相進み量相当時間と1次遅れフィルタ12に固有の遅れ時間との偏差を誤差データとして位相誤差データ蓄積回路32に蓄積し、周波数検出回路31の周波数検出値に対応した誤差データを位相誤差データ蓄積回路32から出力させる。補正量加算器21は同期カウンタ13の出力値を前記誤差データで補正し、この補正結果と点弧位相信号とを比較しその結果を点弧パルス発生回路14へ与えるので、周波数が変動しても交流電源2に同期した点弧パルスが得られる。
請求項(抜粋):
交流電源に接続した電力変換装置と、前記交流電源に接続して2次側出力電圧位相が1次側入力電圧位相よりも進みとなる結線の同期信号変圧器と、前記交流電源の出力周波数が基準値のときの前記位相進み量に相当する時間を動作遅れ時間として有して前記同期信号変圧器に接続したフィルタと、このフィルタの出力側に接続した同期カウンタと、この同期カウンタの出力信号から点弧パルスを発生する点弧パルス発生手段とを備え、この点弧パルスで前記電力変換装置を動作させている点弧パルス位相の同期制御回路において、前記交流電源の周波数に対応して前記同期信号変圧器による位相進み量に相当する時間と前記フィルタの動作遅れ時間との差を出力する周波数対応位相誤差信号発生手段と、この周波数対応位相誤差信号発生手段の出力信号で前記同期カウンタの出力信号を補正する補正手段とを備えていることを特徴とする点弧パルス位相の同期制御回路。
IPC (2件):
H02M 1/08 321 ,  H02M 1/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭54-065354
  • 特開昭55-147971
  • 交流電気車の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-058342   出願人:株式会社日立製作所

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