特許
J-GLOBAL ID:200903071579299266

内燃機関のノッキング検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-222398
公開番号(公開出願番号):特開平6-066195
出願日: 1992年08月21日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 ノイズの影響を除去して精度良くノッキング開始点及びノッキング強度の判定を行う。【構成】 気筒内の燃焼圧力を検出する筒内圧センサ1、ノッキング周波数付近の高周波成分を抽出する抽出手段2、より高い機械ノイズの減衰する周波数付近の高周波成分を抽出する抽出手段3、運転状態検出手段4、抽出手段2,3で抽出するそれぞれの周波数成分に対応する基準値を発生する基準値発生手段5、比較手段6,8、抽出手段2の出力の方が大きくなった時点のクランク角を検出するクランク角検出手段7、全ての比較手段の結果が抽出手段の出力の方が大きくなったときにノッキング発生と判定する判定手段9、熱発生量の演算及びノッキング強度を判定する制御装置10より構成されている。
請求項(抜粋):
燃焼室圧力波形から、1サイクル毎の熱発生量を演算し、正常燃焼とノッキングによる熱発生量の比をとり、その値によってノッキング強度を判定する内燃機関のノッキング検出装置において、燃焼圧力もしくはこれに比例して変化する信号を検出する検出手段と、燃焼圧力もしくはこれに比例する信号からノッキング周波数付近の高周波成分を抽出する抽出手段と、燃焼圧力もしくはこれに比例する信号からノッキング周波数付近の高周波成分よりも高い機械ノイズの減衰する周波数付近の高周波成分を抽出する抽出手段と、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、運転状態に応じ、それぞれの抽出手段で抽出された高周波成分に対応した基準値を発生する基準値発生手段と、抽出手段で抽出した高周波成分と基準値とを比較する比較手段と、比較手段で比較されたノッキング周波数付近の高周波成分が基準値より大きくなった時のクランク角を検出するクランク角検出手段と、比較手段で比較されたノッキング周波数付近の高周波成分及びノッキング周波数より更に高い高周波成分の出力状態を総合してノッキングの発生を判定する判定手段と、クランク角検出手段で検出したクランク角と判定手段で判定した結果を基に熱発生量を演算する熱発生量演算手段と、熱発生量を基にノッキングの強度を判定するノッキング強度判定手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のノッキング検出装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 362

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