特許
J-GLOBAL ID:200903071587904217

共有データ環境でのデータ競合解決方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273846
公開番号(公開出願番号):特開平11-161535
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 多数のユーザが、同時にマスタデータファイル部にアクセスできる共有データ環境でのデータ競合を自動解決する方法およびシステムでは、同一データファイルへのアクセス・更新の、競合の発生を防ぐことが必要である。【解決手段】 ユーザはマスタデータファイルのローカルコピーを使ってデータファイルを処理する。1ユーザが編集したデータファイルによりマスタデータファイルへの更新が試みられそれが検出されると、その変更が、第2のユーザによりマスタデータファイルに施された変更と競合するか否かを確認するために更新するファイルが分析される。競合が検出されると、予め定義された規則に従い更新するファイルをマスタファイルの中にマージし解決する。規則を基準とした調停によって解決しない競合については、少なくとも1ユーザが競合の通知を受け競合解決のための情報を与えられ、競合はユーザ入力に従って解決される。
請求項(抜粋):
多数のユーザが同時に少なくともマスタデータファイル部にアクセスできる共有データ環境でのデータ競合を自動解決する方法において、上記マスタデータファイルの少なくとも一部の複写であるローカルデータファイルを作成する工程と、上記ローカルデータファイルによる上記マスタデータファイルへの試みられた更新を検出する工程と、第1のユーザにより上記ローカルデータファイルに施された変更の何れかが、第2のユーザにより上記マスタデータファイルに施された変更と競合状態にあるか否かを確認する工程と、上記ローカルデータファイルに施された、競合状態にない変更により上記マスタデータファイルを更新する工程と、上記ローカルデータファイルへの特定の変更が上記マスタデータファイルへの変更と競合することを確認するのに応じて、(a)上記特定のデータ競合について少なくとも1人のユーザに通知し、(b)上記特定のデータ競合に関連する競合解決情報を上記ユーザに与え、(c)いかにして上記特定の競合が解決されるべきかを指示するユーザの入力を受信し、(d)上記ユーザの入力にしたがって上記特定のデータ競合を解決する、工程と、を有することを特徴とする共有データ環境でのデータ競合を自動解決する方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 535 ,  G06F 17/21
FI (2件):
G06F 12/00 535 Z ,  G06F 15/20 596 B

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