特許

J-GLOBAL ID：200903071596150233

静圧多孔質軸受

発明者： 村井 隆司 ,  大六野 智
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 渡部 敏彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-319153
公開番号（公開出願番号）：特開平7-145815
出願日： 1993年11月25日
公開日（公表日）： 1995年06月06日
要約：

【要約】【目的】 軸受給気圧力を10Kgf/cm2(G)程度に上げても自励振動を抑制でき、かつ製造面や流体の流量の点でも安定性のある静圧多孔質軸受を提供する。【構成】 静圧多孔質軸受(グラファイト軸受部材30)は、軸受としての性能面(特に自励振動の抑制)からは樹脂による含浸層(絞り層32)はできるだけ薄い方が良いが、逆に製造面からの安定性をも考慮すると、絞り層32の厚さは、0.5mm以下0.1mm以上とするのが良い。こうすることにより、当初の目的である給気圧力10kgf/cm2(G)においても自励振動を抑制でき、しかも製造工程においても安定性が得られ、空気流量値のバラツキも解消することができる。

請求項（抜粋）：

被支持軸に対向する軸受面に流体を噴出し静圧を生ぜしめる静圧多孔質軸受において、多孔質材からなる母材の表層部に封孔材を含浸し母材空孔を減じてなる表面の絞り層と、母材と同じ空孔率を有する芯部とを備え、前記絞り層の厚さが0.5mm以下0.1mm以上であることを特徴とする静圧多孔質軸受。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-256915
  
• 特開平2-256915
  
• 特開昭58-050314