特許
J-GLOBAL ID:200903071607181152

映画フィルムを映像信号に変換する方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090193
公開番号(公開出願番号):特開平7-015658
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 映画フィルム画像を映像信号に変換するテレシネ・システムを改良し特に高精細度映像信号への変換における利便性を及び効率を高める。【構成】 テレシネ・システムは、フィルム走行サブシステム120、カメラ・サブシステム135、回転シャッタ130、及びランプハウス125を備える。ランプハウスは3つの単色光源からの出力光を積分球で統合してCCDの分光感度特性に適合した分光特性の拡散多色光を発生させてフィルムを照明し、CCDの効率を高める。フィルム走行サブシステムは、フィルムのコマ送りを一定周期で行ない高精度のピン・レジストレーション・システムの採用を可能にする。回転シャッタは、間隔不同の複数の露出期間を発生させてコマ送りの周期を一定にしつつ3-2コマ送り方式によるコマ数変換を可能にする。ランプハウスの光強度制御値及び色修正値をデータベースに格納して後の変換作業に利用できるようにする。
請求項(抜粋):
映画フィルムを映像信号に変換するシステムにおいて、夫々の出力光強度を個別に調節可能にしたコリメートされた単色光を出力する3つの単色光源を含んでおり、それら3つの単色光源の出力光を統合することによって拡散多色光を生成するようにした、拡散多色光を発生するためのランプハウス手段と、複数の露出期間を発生させるシャッタ手段であって、前記映画フィルムのコマから前記映像信号のコマへの3-2変換方式でのコマ数変換のために、前記ランプハウス手段から前記拡散多色光を受け取り、その拡散多色光を前記露出期間に露出させるようにするシャッタ手段と、前記露出期間に前記シャッタ手段が前記映画フィルムの1つのコマを前記拡散多色光で照明して光学フィルム画像を生成することができるように、前記映画フィルムのコマの位置付けを行なうべく前記映画フィルムを走行させるフィルム走行手段と、前記光学フィルム画像を撮像するためのカメラ手段であって、前記光学フィルム画像を受け取って前記露出期間の各々に前記映像信号のコマを1つずつ生成するようにしたカメラ手段と、前記システムの動作を制御するための制御手段であって、前記システムの動作の同期を取るための映像信号同期手段であって、映像信号同期周波数信号を生成し且つ前記シャッタ手段及び前記カメラ手段のためにその映像信号同期周波数信号を前記露出期間に同期させている、前記シャッタ手段及び前記カメラ手段に結合した映像信号同期手段と、複数の光量制御値を発生することによって前記3つの単色光源の各々の前記出力光強度を個別に指定できるようにした、前記ランプハウス手段に結合した光量制御手段と、前記露出期間に照明すべき前記映画フィルムの1つのコマを高精度で位置制御するための、前記フィルム走行手段に結合したトラッキング手段と、を含んでいる、前記システムの動作を制御するための制御手段と、を備えたことを特徴とする映画フィルムを映像信号に変換するシステム。
IPC (2件):
H04N 5/253 ,  H04N 9/11
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 特開昭51-077023
  • 特開平4-280586
  • 特開昭51-006721
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