特許
J-GLOBAL ID:200903071609062002

パケット通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守山 辰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-155353
公開番号(公開出願番号):特開平11-331261
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 再送処理を行うことによりデータの品質を確保しつつ、再送処理に対する時限値の設定によってデータのリアルタイム性を確保する。【解決手段】 データストリームを順次パケット化する上位層と、回線網を通して受信側装置へパケットを送信する物理層と、上位層から物理層への送信対象パケットの受渡を行うとともに再送要求に対するパケットの再送処理を行うデータリンク層とを備えて、送信したパケットに対する受信側装置からの再送要求に応じて当該パケットを再送するパケット通信装置において、上位層とデータリンク層との間に、時限値に基づいてデータリンク層による再送処理を制御するエラー制御層(QOS)を備える。エラー制御層では、再送処理の時間が時限値を超えたか否かをカウンタ機能で計時し、この再送処理時間が時限値を超えた場合には、再送制限機能が再送対象のパケットを廃棄して当該パケットについての再送を中止し、上位層で作成されたデータストリーム中の次のパケットを送信対象に切り替える。
請求項(抜粋):
送信したパケットに対する受信側装置からの再送要求に応じて、当該パケットを繰り返し再送するパケット通信装置において、データストリームを順次パケット化する上位層と、回線網を通して受信側装置へパケットを送信する物理層と、上位層から物理層への送信対象パケットの受渡を行うとともに再送要求に対するパケットの再送処理を行うデータリンク層と、再送処理に対する時限値に基づいてデータリンク層による再送処理を制御するエラー制御層と、を備え、前記エラー制御層は、前記時限値を設定するカウンタ機能と、再送処理時間が当該時限値を超えた場合には再送対象のパケットを廃棄して上位層で作成された次のパケットを送信対象に切り替える再送制限機能と、を有していることを特徴とするパケット通信装置。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04Q 7/38 ,  H04L 29/06
FI (3件):
H04L 11/20 102 A ,  H04B 7/26 109 M ,  H04L 13/00 305 A

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