特許
J-GLOBAL ID:200903071625863384

硬化材注入構造体の造成工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 幸吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-275968
公開番号(公開出願番号):特開平6-336720
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】硬化材注入ロッド1の噴射ノズル3を目的エーリアの内側に向けて所定角度の範囲内の往復回動に限定することにより注入圧の方向づけを行う断面扇状の硬化材注入層Aの造成と、緩結性硬化材の高圧噴射による硬化材注入層の硬化反応時間中の変形や崩壊を防止する瞬結性硬化材の噴射ノズルの所定間隔位置からの噴出による二重構造化、硬化材注入層の緩結性硬化材の硬化反応完了以前に、連接して硬化材注入層を造成することにより構造体の一体を行うようにした。【効果】硬化材注入噴射圧の負荷を硬化材注入層の内側に集中することにより、意図しない地盤の隆起や泥砂の噴出を避け得るとともに、硬化材の節約をし得る。また、硬化材注入層の硬化反応完了前に隣接して硬化材注入層を造成することにより、接合部分が完全に融合一体化した硬化材注入構造体を造成しうる。更に、硬化材注入層の硬化反応時間中の変形や崩壊を防止できる。
請求項(抜粋):
多重分隔経路を有する注入ロッドの先端部側壁に噴射ノズルを設けた注入ロッドを対象地盤に挿入し、造成する構造体の外廓位置から構造体の内側方向に向けて高圧で地盤硬化材を噴射しながら、所定角度の範囲内で注入ロッドを往復回動させつつ引き抜き移動することにより断面扇状の地盤硬化材注入層を造成し、その硬化材の硬化反応完了前に、同注入層に隣接させて同様の工程による断面扇状の地盤硬化材注入層を順次造成して、これを所定構造に連続させることを特徴とする硬化材注入構造体の造成工法
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭55-114705
  • 特開昭62-055316
  • 特開昭50-063712

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