特許
J-GLOBAL ID:200903071627921560

ミラー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-173993
公開番号(公開出願番号):特開平11-020623
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 ミラー本体による反射像が二重像となることを極力防止する。【解決手段】 ミラー本体2は、ガラス基板5の裏面にCr膜6を形成すると共に表面に酸化チタン膜7を形成して構成されている。この酸化チタン膜7は光触媒として機能するもので、その光触媒作用により表面に付着した有機物質(汚れ)が分解されることにより親水性を発揮するようになる。これにより、ミラー本体2の表面に水滴が付着した場合であっても、水滴がミラー本体2の表面全体に拡がるので、ミラー本体2による後方確認を確保することができる。ここで、酸化チタン膜7の反射率は大きいものの、その膜厚は明所視の比視感度が1である波長555nmの波長に対して反射光が光干渉するように設定されているので、酸化チタン膜7による反射光とガラス基板5の表面による反射光とが干渉し合うようになり、酸化チタン膜7による反射像をなくすことができる。
請求項(抜粋):
光反射膜を有した基板の表面に光触媒として機能する酸化チタン膜が形成されたミラー本体を備え、前記酸化チタン膜は、明所視の比視感度が1である波長555nmの波長に対して反射光が光干渉を生じるようにその膜厚が50〜200nmに設定されていることを特徴とする車両用ミラー。
IPC (4件):
B60S 1/60 ,  A47G 1/02 ,  B60R 1/06 ,  G02B 5/08
FI (4件):
B60S 1/60 E ,  A47G 1/02 F ,  B60R 1/06 M ,  G02B 5/08 A

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