特許
J-GLOBAL ID:200903071629820205

ゼブラ交換ガイドワイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507184
公開番号(公開出願番号):特表平9-501593
出願日: 1994年08月15日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】内視鏡を用いる医療処置中に、体内通路部内において、医療用カテーテルを位置決めし、交換するための交換ガイドワイヤ(10)に関する。このガイドワイヤは内視鏡を通してカテーテルを交換するのに充分な長さを持つワイヤ(32)と、前記ワイヤの遠位端部(22)に固定された放射線不透過性を有する可撓性コイル38と、当該ガイドワイヤに沿って内視鏡検査法より識別できる縞状パターン(26)とを有する。例えば、収縮包装材料でなる低摩擦スリーブ(18)がガイドワイヤを被覆しており、前記縞は被覆ガイドワイヤの長さに沿って内視鏡検査法により識別できる。内視鏡光学レンズに関する交換ガイドワイヤの指標の相対位置は、前記縞を内視鏡を通してみることにより、監視される。体内通路部内における医療用カテーテルの位置決め及び交換のための方法も開示されている。この方法は、前述した交換ガイドワイヤ(10)を用いるものであって、次のステップを含んでいる。まず、体内通路部内に交換ガイドワイヤの遠位先端部(22)を位置決めする。次に、交換ガイドワイヤの位置を放射線透視法により確認する。次に、ガイドワイヤ上にカテーテルの一つを通し、このカテーテルを体内通路部内に位置決めする。次に、このカテーテルを他のカテーテルと交換する。この交換ステップでは、前記交換ガイドワイヤを越えて、最初のカテーテルを体内通路部から引き抜き、次に他のカテーテルを交換ガイドワイヤに挿着し、それを体内通路部内に位置決めし、次に、交換ステップの間、内視鏡の光学レンズに関する縞(26)の相対的な動きを内視鏡検査法によって監視し、交換ステップにおける交換ガイドワイヤの引き抜きを阻止する。
請求項(抜粋):
内視鏡を用いた医療処置中に体内通路部内で医療用カテーテルを位置決めし、交換するための交換ガイドワイヤであって、芯線と、可撓性を有する放射線不透過コイルと、低摩擦スリーブと、指標パターンとを含んでおり、 前記芯線は、前記内視鏡を通る前記カテーテルの交換に充分な長さであって、直径が約0.01〜0.05(インチ)の近位端部と、前記芯線近位端部の直径よりは大きくはない直径の遠位端部とを有しており、 前記放射線不透過コイルは、長さが約1〜10cmで、直径が約0.01(インチ)から前記芯線近位端部の直径と略等しい寸法の間にあって、近位端部と遠位先端部とを有し、前記コイル近位端部が前記芯線の前記遠位端部に固定され、芯線/コイル組立体を構成しており、 前記スリーブは、前記芯線/コイル組立体の周りに固定されると共に、芯線/コイル組立体の形状に沿い、前記芯線/コイル組立体を、前記芯線近位端部から前記芯線遠位先端部まで覆い、それによって被覆ガイドワイヤを形成しており、 前記指標パターンは、前記被覆ガイドワイヤの全長に沿って設けられていて、前記被覆ガイドワイヤの表面において、内視鏡検査法により識別可能であり、 前記内視鏡の光学レンズに関する前記交換ガイドワイヤ指標の相対位置が監視できる。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-009162
  • 特開昭62-097523
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-009162
  • 特開平4-009162
  • 特開平4-009162
全件表示

前のページに戻る