特許
J-GLOBAL ID:200903071630776112

ヒンジ付きキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-180221
公開番号(公開出願番号):特開平10-338258
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 蓋の開閉が簡単でしかも不用意に開蓋しない合成樹脂製のヒンジ付きキャップを安価で提供する。【解決手段】 キャップと容器とを固定する係止筒部11の外周に空洞部8を介して外側壁12を設け、係止筒部11と外側壁12の間を薄肉で波状に形成された複数の可撓部9で連結し、閉蓋時には蓋2のフック7と係止筒部11の突起6とが係合してロックされるとともに、閉栓10と注液口5、及び内周縁14と外周縁13とが嵌合され、開蓋時には外側壁12を円周方向に捻ることで、可撓部9が延びるように変形し、外側壁12と蓋2が円周方向に捻られ、突起6とフック7の係合が外れてロックが解除されるようにしたので、蓋2を天面4へ向けて押さえ込むだけで、閉蓋と同時に蓋2を容易にロックすることができるうえ、外側壁12を捻りながら蓋2を上方に引き上げることによって簡単に蓋2が開けられる。
請求項(抜粋):
天面に注液口を有し、側面に容器へ係止される係止筒部を有するキャップ本体と、該キャップ本体の天面を覆い、後側に設けられたヒンジを回転軸として開閉可能な蓋とからなり、閉蓋状態ではロックされ、開蓋時にはロックの解除が自在なロック機構を有するヒンジ付きキャップにおいて、キャップと容器とを固定する係止筒部の外周に空洞部を介して外側壁を設け、係止筒部と外側壁の間を薄肉で波状に形成された複数の可撓部で連結し、閉蓋時には蓋の内側面に設けられたフックと係止筒部の外側面に設けられた突起とが係合してロックされるとともに、蓋の裏面中央に設けられた閉栓とキャップ本体の天面中央に設けられた注液口、及び、蓋の内周縁と外側壁の外周縁とが嵌合されて、蓋,係止筒部,外側壁とを固定し、開蓋時には外側壁を円周方向に捻ることで上記フックと突起との係合が外れ、ロックが解除されることを特徴とするヒンジ付きキャップ。

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