特許
J-GLOBAL ID:200903071649501050

位相差フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205029
公開番号(公開出願番号):特開平6-051116
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 レターデーション値Reが全面で均一でかつ視野角特性が優れた横一軸延伸ポリサルフォンフィルムの製造方法を提供すること。【構成】 上側直線案内部11と下側直線案内部12とこれ等端部同志を連結する2つの曲線案内部13,14から成り並列配置された一対の無端状ガイドレール1と、各ガイドレールに所定の間隔を設けて装着され各ガイドレール上を走行すると共にフィルムpの横方向両端部を把持する複数の治具2群とでフィルム把持手段10を構成し、このフィルム把持手段に対して横一軸延伸されたポリサルフォンフィルムを供給し、ガイドレールの曲線案内部13において上記フィルムの横方向両端部を順次把持させると共に、上側直線案内部11においてフィルムを弛ませながらその縦方向を熱収縮させ、縦方向の長さを熱収縮前における長さの1/a’1/2 倍以上(但し、a’は横一軸延伸処理の際のズリを考慮した理論延伸倍率である)に制御することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ポリサルフォン系フィルムを横一軸延伸処理した後、このポリサルフォン系フィルムの縦方向を熱収縮させて位相差フィルムを製造する方法において、略水平方向へ伸びる上側直線案内部とこの下方側に設けられた下側直線案内部とこれ等直線案内部の端部同志を連結する2つの曲線案内部から成り平行に並列配置された一対の無端状ガイドレールと、各ガイドレールに所定の間隔を設けて装着されかつ各ガイドレール上を走行すると共に上記ポリサルフォン系フィルムの横方向両端部を把持する複数の治具群とでフィルム把持手段を構成し、このフィルム把持手段に対して横一軸延伸処理されたポリサルフォン系フィルムを供給し、各治具間の先端側同志の間隔がその基端側同志の間隔より広がるガイドレールの曲線案内部において上記ポリサルフォン系フィルムの横方向両端部を順次把持させると共に、各治具間の先端側同志の間隔がその基端側同志の間隔に縮まるガイドレールの直線案内部において上記ポリサルフォン系フィルムを弛ませた後、熱収縮処理を施してポリサルフォン系フィルムの縦方向の長さを熱収縮前における長さの1/a’1/2 倍以上(但し、a’は上記横一軸延伸処理の理論延伸倍率である)に制御することを特徴とする位相差フィルムの製造方法。

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