特許

J-GLOBAL ID：200903071661221569

振動減衰能に優れた球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法

発明者： 長井 泰生 ,  熊沢 研一 ,  安藤 聡 ,  浅野 謙一
出願人/特許権者： 株式会社センシュー ,  三菱自動車工業株式会社
代理人 (1件)： 安田 敏雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-329548
公開番号（公開出願番号）：特開平8-157945
出願日： 1994年12月02日
公開日（公表日）： 1996年06月18日
要約：

【要約】【目的】 振動減衰能に優れた球状黒鉛鋳鉄及びその製造方法を提供する。【構成】 鋳造後の球状黒鉛鋳鉄に対し、750〜1100°Cに加熱保持後共析変態点以下に冷却する焼鈍熱処理A1〜A4を2回以上繰り返す。最終の焼鈍熱処理後あるいはその冷却過程で焼きならしやオーステンパー等の基地組織調整熱処理B1、B2を施すことができる。かかる熱処理により得られた球状黒鉛鋳鉄の球状黒鉛はその外周面が凹凸状に形成され、かつ黒鉛の内部及び外周部に多数の微細な空隙部が生成し、振動減衰能が向上する。

請求項（抜粋）：

基地中に球状黒鉛が晶出した球状黒鉛鋳鉄であって、前記球状黒鉛の外周面が凹凸状に形成され、かつ球状黒鉛の内部及び外周部に多数の微細な空隙部が形成されている振動減衰能に優れた球状黒鉛鋳鉄。

IPC (2件)：

C21D 5/00 ,  C22C 37/04

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-304342
  
• 特公昭59-026645
  
• 特公昭61-060140