特許
J-GLOBAL ID:200903071664154579

ディスク再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271421
公開番号(公開出願番号):特開平8-138333
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 ピックアップ送り用モータの負荷を最小限に抑え、トータル的な消費電力を低減せしめる。【構成】 ピックアップ18をリードスクリュー72の溝と噛み合う溝を有するラック部材81を固定した第1の板バネ部材82と第2の板バネ部材83とからなる動力伝達手段80によってリードスクリュー72と結合する。第2の板バネ部材83はピックアップ18がTOCエリアを読み込み可能な位置まで移動したことを検知するためのスイッチ91を押圧する瞬間に増大した搬送負荷に第1の板バネ部材82が耐え切れずに外側に撓みかけた時にこれを抑制するように作用する。これによって第1の板バネ部材による押圧力としてはピックアップを送るための必要最低限の力で済むことになり、ピックアップ送り用モータの消費電力を必要最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
ディスクに記録された情報を読み取るためのピックアップを前記ディスクの半径方向に送るための送り機構を有するディスク再生装置において、 前記送り機構が、前記ピックアップを前記ディスクの半径方向に移動自在に支持し、且つ周面にスクリュー状の溝を有するピックアップ搬送軸と、このピックアップ搬送軸を軸芯を中心に回転駆動するための駆動源と、前記ピックアップ搬送軸の前記溝と噛合せしめられるラック部材と、このラック部材を前記ピックアップ搬送軸の前記溝に所定の圧力で押し付けた状態で前記ピックアップに固定する第1の弾性部材と、前記第1の弾性部材の押圧力に抗して前記ピックアップ搬送軸の前記溝から離間する方向に前記ラック部材が移動しかけた時、前記第1の弾性部材の押圧力を増大するための第2の弾性部材とを具備することを特徴とするディスク再生装置。

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