特許
J-GLOBAL ID:200903071666302532

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066215
公開番号(公開出願番号):特開平7-281551
出願日: 1994年04月04日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】より少ない部品点数で、安価に構成できる定着装置を提供する。【構成】熱定着ロール11と圧接ロール12とを備え、更に、フィルムサーミスタ20がその先端部分を熱定着ロール11表面であって用紙出口側に当接させた状態に設けられ、これが用紙の分離手段と温度検知手段とを兼ねた構成としてある。フィルムサーミスタ20は、一端部がホルダー21で支持された板バネ状部材22の自由端部にサーミスタを備え、このサーミスタと板バネ状部材22とをポリイミドテープ等で貼り合わせた構造を有し、ホルダー21が定着カバー29に固定され、板バネ状部材22の自由端部がポリイミドテープを介し熱定着ロール11表面に適度な圧力で当接されて配置される。この状態で、板バネ状部材22は定着後の用紙を熱定着ロール11から分離するための分離手段を構成し、しかもその自由端部には温度検知手段としてのサーミスタを備え、部品の兼用化が図られている。
請求項(抜粋):
熱源と、該熱源からの熱エネルギーを受けて表面が加熱され循環移動する熱定着手段と、該熱定着手段の表面温度を検知する温度検知素子と、該温度検知素子の検知に基づき前記熱源を介して前記熱定着手段の表面温度を所定の温度に制御する制御手段と、未定着トナー画像を担持し搬送される用紙の該トナー画像面を前記熱定着手段に圧接させて前記未定着トナー画像を用紙に定着させる圧接手段と、定着後の用紙を前記熱定着手段から分離するために該熱定着手段の表面に当接する分離手段と、を備えた定着装置において、前記分離手段は前記熱定着手段の表面に当接する当接部に前記温度検知素子を備え、分離機能と温度検知機能とを兼ね備えることを特徴とする定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/20 106 ,  B65H 29/54

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