特許
J-GLOBAL ID:200903071666700341

バス制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030239
公開番号(公開出願番号):特開平5-233531
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 排他制御用のロック情報を設定する場合に、真に必要な時間のみバスを使用するようにして、バス使用の無駄な時間をなくすとともに、バス待ち時間を短縮することができ、それによりバススル-プットを向上させる。【構成】 従来のテスト&セット命令をそのまま使用し、かつスプリットトランザクション方式を基にして、共有メモリ側にロック中状態を管理するロック中管理バッファと、テスト&セット命令読み出し実行要求を蓄積するT&Sリ-ドペンディングバッファとを設ける。
請求項(抜粋):
ロック要求を送出する複数のモジュ-ルと、該ロック要求を受け付け、ロック中表示を行う記憶領域を有する共有モジュ-ルと、上記複数のモジュ-ルおよび上記共有モジュ-ル間を相互接続するバスを有し、指定された記憶領域にロック中であることを表示する情報を設定することにより排他制御を行う情報処理システムにおいて、上記共有モジュ-ル内に、上記バスを経由して送出されたロック要求を実現するバスアクセスシ-ケンスを、?@ロック設定領域読み出し要求サイクルと?A読み出しアンササイクルと?Bロック設定領域書き込み要求サイクルと?C書き込み完了アンササイクルの4つのバスサイクルに分割したスプリットトランザクション方式で実行するバス制御手段と、上記ロック要求を送出したモジュ-ルおよびロック設定領域に関する識別情報を記憶するロック管理記憶手段と、上記ロック設定領域読み出し要求を記憶する要求ペンディング記憶手段と、上記共有モジュ-ルが該ロック設定領域読み出し要求を受信した場合、上記ロック管理記憶手段を参照してロック領域がロック中を表示しているときには、該ロック設定領域読み出し要求を上記要求ペンディング記憶手段に記憶し、該ロック領域がロック中から解除されたときには、上記要求ペンディング記憶手段からロック領域設定要求を読み出して、これを上記ロック管理記憶手段に登録することにより、待ち合わせていたロック要求の処理を開始する実行制御手段とを有することを特徴とするバス制御システム。
IPC (2件):
G06F 13/362 510 ,  G06F 15/16 360

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