特許
J-GLOBAL ID:200903071667745802

プロセス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155678
公開番号(公開出願番号):特開平8-022309
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】ループ制御装置とシーケンス制御装置から構成されるプロセス制御装置において、シーケンス制御から直接にループ制御の動作を切り替えることのできるプロセス制御装置を提供すること。【構成】図1のループ制御装置に、設定値を選択するための選択用データ端子を設け、またシーケンス制御装置の操作信号出力先アドレスのリストには、この選択用データ端子を定義できるようにし、設定値の選択はシーケンス制御装置の出力パターンに従うようにする。【効果】複雑な制御内容であっても、それを容易に記述でき、かつ実行可能なシーケンス制御装置を実現することができるとともに、ループ制御装置との処理の連携が容易に実現できる。
請求項(抜粋):
計算機で周期演算をしてシーケンス制御を行う装置であり、シーケンスの各段階を示すシーケンスステップと、操作信号出力先のアドレスを記入したリストを備え、各シーケンスステップごとに前記出力先リストのそれぞれの操作信号出力先に対する操作指令を定めた出力表を備え、現在のステップを定めるためのステップカウンタ手段を備え、各ステップでは次に移行するステップとそのための移行条件の組合せを複数有し、移行条件が成立した組合せで指定された次のステップに移行し、そのステップで指定された操作指令に基づき、操作信号出力先リストに定められた出力先に出力を行うシーケンス制御装置を備え、また、計算機で周期演算をしてループ演算を行う装置であり、圧力/温度/レベルなどのアナログ信号を入力する手段と、PID演算などの演算処理を行う演算手段と、前記演算手段からの出力をバルブ開度などの操作出力のアナログ信号として出力するための出力手段、およびPID演算の設定値,バルブ開度設定値,警報設定値などを格納しておく設定値格納手段を備え、この設定値を選択することで制御動作を切り替えるループ制御装置とを備えたプロセス制御装置において、前記ループ制御装置においては、前記設定値格納手段の中の設定値を選択するための選択用データ端子を設け、前記シーケンス制御装置においては、前記操作信号出力先アドレスリストに前記選択用データ端子のアドレスを記述できるようにし、前記出力表の操作指令には信号のオン/オフを指定し、各ステップに移行したとき、前記出力表に従って操作信号をオン/オフすることでシーケンス制御装置からループ制御装置の動作を直接に切り替えるようにしたことを特徴とするプロセス制御装置。
IPC (5件):
G05B 19/02 ,  G05B 7/02 ,  G05B 11/36 501 ,  G05B 11/36 ,  G05B 19/05

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