特許
J-GLOBAL ID:200903071669624972

伝送路二重化情報通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-174346
公開番号(公開出願番号):特開2000-013363
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】従来の伝送路二重化情報通信システムでは、マスターのノードが異常となると伝送路に異常が発生しても伝送路を正常側に切り替えることができず、伝送路二重化であるにもかかわらず通信システムを維持できない課題があった。【解決手段】受信した他の全てのノードで健全性データが正常か否かを健全性チェック部で判定して、健全性データが正常に受信できる側の伝送路からの受信データをデータ処理部で採用するようにすることで、各ノードが自律的に受信情報を採用する伝送路を選択することを可能とする。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの制御部と、制御部の管理下で自身に接続された伝送路に対して情報の送信、あるいは受信を行う2つの通信部を有するノードを、各ノードの各々の通信部に接続される2つの伝送路によって複数台接続して成る伝送路二重化情報通信システムにおいて、各ノードが互いに対等の立場で通信するとともに各ノードからの送信は、他の全てのノードが受信可能な同報通信を用い、各ノードからは本来通信する情報およびそのノードが健全であるか否かを、他ノードがチェック可能な健全性情報を2つの伝送路へ送信し、他の全てのノードが受信することで、いずれかのノード、あるいはいずれか一方の伝送路に異常が発生した際には各ノードは、他のノードからの健全性情報が正常として受信できる側の伝送路から受信する情報を採用し、送信は両方の伝送路に対して実施することにより、いずれか一方の伝送路に通信を阻害する異常が発生しても、各ノードが自律的に受信に使用する伝送路を選択して通信を途絶することなく、かつ各ノードにおける他ノードからの健全性情報の受信状況により、異常がいずれの伝送路のどの部分で発生しているか特定可能で、あるいはどのノードがいずれの伝送路側で異常となっているかを特定可能とすることで、異常部分の保守を容易とすることが可能なことを特徴とする伝送路二重化情報通信システム。
Fターム (7件):
5K014AA01 ,  5K014AA04 ,  5K014CA06 ,  5K014DA06 ,  5K014EA00 ,  5K014FA01 ,  5K014HA00

前のページに戻る