特許
J-GLOBAL ID:200903071687750098
打撃工具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076944
公開番号(公開出願番号):特開平9-267273
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【目的】空打ち防止状態からの復帰時における打撃子作動の立上りの衝撃をなくす。【構成】シリンダ8の空気室24の位置には、空気孔29,29・・が夫々穿設されると共に、空気室24の前方には、補助孔30,30・・が穿設されている。空気孔29は、スライドスリーブ9の折返し部9aがシリンダ8の先端に当接する後退位置で、同時に後退する受けリング22に閉塞され、補助孔30は、通常の打撃作動時は打撃子25の往復動の範囲内にあって、空気室24とは連通せず、空打ち時には、前進した打撃子25によって開放し、空気室24と連通するものとなるが、通常打撃作動時における最前方位置での打撃子25の後端からの距離L1 を、受けリング22の後端から空気孔29までの距離L2 より僅かに小さく設定しているため、補助孔30は空気孔29より先に開放することになる。
請求項(抜粋):
シリンダ内のピストンの進退動により、空気室を介して打撃子を連動させ、その前方に装着されたビットに打撃作動を伝達可能とする一方、前記シリンダには、軸方向へ前後移動可能で、且つ前方へ付勢されるスライド管を外嵌し、前記スライド管は、前記打撃作動の伝達時には後退して、シリンダの前記空気室の位置に設けられた空気孔を閉塞し、空打ち時には前進して、前記空気孔を開放する打撃工具において、前記シリンダに、前記空打ち時から打撃作動伝達時へ移行するまでの間で、少なくとも前記スライド管による前記空気孔の閉塞時から所定の間は、前記空気室を外気と連通させてその空気バネ作用を抑える通気制御手段を設けたことを特徴とする打撃工具。
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