特許
J-GLOBAL ID:200903071691152545

固形飼料油含浸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-136968
公開番号(公開出願番号):特開2001-321145
出願日: 2000年05月10日
公開日(公表日): 2001年11月20日
要約:
【要約】【課題】 固形飼料を短時間に湿潤状態にして品質を改善させるとともに、固形飼料を粉砕、粉状化せずに、適切な粒形に維持し、製品としての品質の維持と歩留まりを向上する。固形飼料に油を添加して混合や撹拌する際に発生する混合熱や撹拌熱を抑えて、組成の損傷や変性を防止するとともに、固形飼料を粉砕、粉状化させずに、これを排除する面倒な清掃作業を省いて作業効率化を図る。【手段】 固形飼料の真空脱気筒を回転可能に設置し、真空脱気筒の内周に、固形飼料の移送方向に平行に複数枚の長板状羽根を間隔を置いて配設するとともに、真空脱気筒に油供給槽、真空発生装置、真空解除装置を接続し、真空脱気筒に供給した固形飼料を真空度-700〜-730mmHgの状態下に置いて脱気し、この脱気した固形飼料に、油を3〜30%(重量)添加しながら1〜2分間混合した後、油を添加した固形飼料を瞬時に大気圧に戻し、この急激な気圧変化によって、固形飼料の空隙に油を均一に含浸させて、固形飼料を破砕、粉砕化することなく油によって湿潤状態にする固形飼料油含浸装置。
請求項(抜粋):
固形飼料の流入機構と流出機構を有する真空脱気筒を回転可能に設置し、真空脱気筒の内周に、固形飼料の移送方向に平行に複数枚の長板状羽根を間隔を置いて配設するとともに、真空脱気筒に固形飼料に油を添加する油供給槽、真空脱気筒内を真空度-700〜-730mmHgにする真空発生装置、真空脱気筒内を大気圧に戻す真空解除装置を接続し、真空脱気筒に供給した固形飼料を真空度-700〜-730mmHgの状態下に置いて脱気し、この脱気した固形飼料に対して油を2〜30%(重量)添加しながら1〜2分間混合した後、油を添加した形状の崩れていない固形飼料を瞬時に大気圧に戻し、この急激な気圧変化により、固形飼料の空隙に油を均一に含浸させて湿潤状態にする固形飼料油含浸装置。
FI (2件):
A23N 17/00 E ,  A23N 17/00 A
Fターム (5件):
4B061AA01 ,  4B061AA02 ,  4B061DA09 ,  4B061DB02 ,  4B061DB40

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