特許
J-GLOBAL ID:200903071692039637

タンパクチロシンキナーゼインヒビターで被覆されたまたは含浸された血管ステントまたは血管グラフト、およびその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 青山 葆 ,  岩崎 光隆 ,  中嶋 正二 ,  小島 一晃
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-537510
公開番号(公開出願番号):特表2006-519623
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
心血管ステント、自家静脈/動脈グラフト、補綴静脈/動脈グラフト、血管カテーテルまたは血管シャントのような、血管を拡張するためのデバイスが開示されている。該デバイスは、一定量のタンパクチロシンキナーゼインヒビターを、その上に被覆させるか、その中に含浸させるか、それに吸着させるか、あるいは共有結合的にまたはイオン的に結合させた。タンパクチロシンキナーゼインヒビターは、該デバイスの直ぐ隣のおよび/または近傍の血管内の領域にある血管平滑筋細胞の増殖を抑制するが、同時に、血管の内膜細胞の増殖は抑制しない。対応する、血管を拡張するデバイスを使用する方法もまた、開示されている。
請求項(抜粋):
血管を拡張するためのデバイスであって、前記デバイスは、ある量のタンパクチロシンキナーゼインヒビターをその上に被覆させるか、その中に含浸させるか、それに吸着させるか、あるいはそれに共有結合的にまたはイオン的に結合させた心血管ステント、自家静脈/動脈グラフト、補綴静脈/動脈グラフト、血管カテーテル、または血管シャントを含み、前記量が心血管ステント、自家静脈/動脈グラフト、補綴静脈/動脈グラフト、血管カテーテルまたは血管シャントの直ぐ隣のおよび/または近傍の血管内の領域にある血管平滑筋細胞の増殖を妨げるまたは抑制するのに十分であって、同時に、血管内膜細胞の増殖を抑制しないことを特徴とする、デバイス。
IPC (4件):
A61F 2/82 ,  A61F 2/06 ,  A61L 29/00 ,  A61L 31/00
FI (4件):
A61M29/00 ,  A61F2/06 ,  A61L29/00 B ,  A61L31/00 B
Fターム (15件):
4C081AC06 ,  4C081AC08 ,  4C081BA17 ,  4C081CD31 ,  4C081CE11 ,  4C097AA15 ,  4C097BB01 ,  4C097CC03 ,  4C097DD15 ,  4C167AA46 ,  4C167AA50 ,  4C167CC08 ,  4C167GG16 ,  4C167GG42 ,  4C167HH08
引用文献:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る