特許
J-GLOBAL ID:200903071695666241

蒸気タービン内部のリーク低減構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-156064
公開番号(公開出願番号):特開平11-350917
出願日: 1998年06月04日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 単車室に高圧、中圧、低圧タービンを有する蒸気タービンの内部リーク低減構造に関し、高圧側から中圧側にもれる蒸気を回収し、有効利用する。【解決手段】 外車室2内でロータ1に沿って高圧、中圧、低圧タービン部3,4,5が配置され、高圧蒸気入口ポート6より高圧蒸気30がダミーリング10に一体形成されたノズル室13を通り、高圧タービン部3に流入し仕事をする。一方ダミーリング10のシール部より高圧蒸気30の一部が中圧タービン部4側へリークしようとするが、外部配管20のX点より高圧側のY点へリークする蒸気が流れて回収される。X点はY点よりもやや高めの圧力点とし、圧力調整弁21で圧力差を調整するのでリークする高圧蒸気は回収され有効利用され、性能劣化を防ぐ。
請求項(抜粋):
単車室内でロータの軸方向に沿って高圧、中圧、低圧タービン部をそれぞれ配置し、前記高圧タービン部と中圧タービン部との間のロータ周囲にダミーリングを配設してシールする蒸気タービンにおいて、前記ダミーリングのロータ表面との間のシール部と前記高圧タービン部の蒸気通路の途中との間を配管で連通してなり、前記高圧タービン部から前記ダミーリングのシール部を通って前記中圧タービン部側へもれる蒸気を前記高圧タービン側に回収することを特徴とする蒸気タービン内部のリーク低減構造。
IPC (2件):
F01D 25/26 ,  F01D 25/00
FI (2件):
F01D 25/26 E ,  F01D 25/00 M
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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