特許
J-GLOBAL ID:200903071708791652

データ伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-245128
公開番号(公開出願番号):特開平6-097986
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 アナログデータモデムの伝送速度とディジタル伝送路の伝送速度との間にずれがあってもビットスリップ現象が発生しないようにし、これによりアナログデータ信号をデータ消失を生じることなく確実に伝送する。【構成】 送信側のアダプタ装置ADP10において、モデムMOD10から送られたデータ信号とディジタル回線網DLとの伝送速度差からビットスリップ情報を生成し、このビットスリップ情報をビットスリップビットを含む上記データ信号とともにディジタル回線網DLへ送信する。一方、受信側のアダプタ装置ADP20において、上記ディジタル回線網DLを介して送信側より送られたデータからビットスリップ情報を抽出し、この情報で指示される受信データ信号をモデムMOD20へ送信するとともに、そのクロック速度を上記ビットスリップ情報に応じてディジタル回線網DLの伝送速度と等しくなるように可変設定する。
請求項(抜粋):
アナログデータ信号を送受する複数のアナログデータモデムと、ディジタルデータ信号を伝送するディジタル伝送路との間にそれぞれデータ中継伝送装置を配設し、これらのデータ中継伝送装置より上記各アナログデータモデムとディジタル伝送路との間のデータ信号の中継処理を行なうデータ伝送システムにおいて、データ信号を送信する側のデータ中継伝送装置に、前記アナログデータモデムから送出されたアナログデータ信号をディジタルデータ信号に復調するための送信データ復調手段と、この送信データ復調手段により復調されたディジタルデータ信号と前記ディジタル伝送路との伝送速度差を検出し、この検出された伝送速度差に基づいてこの伝送速度差を調整するための情報を生成して、この情報を前記ディジタルデータ信号とともに前記ディジタル伝送路へ送信するための送信同期制御手段とを備え、データ信号を受信する側のデータ中継伝送装置に、前記ディジタル伝送路を経て到来したディジタルデータ信号をこのディジタルデータ信号に含まれる伝送速度差を調整するための情報に基づいて受信し再生するとともに、前記ディジタル伝送路の伝送速度に基づいてアナログデータモデムへ送信するデータ信号の速度を可変設定するための受信同期制御手段と、この受信同期制御手段により受信再生されたディジタルデータ信号をアナログデータ信号に変調し、このアナログデータ信号を前記受信同期制御手段により設定された速度に従ってアナログデータモデムへ送出するための受信データ変調手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システム。
IPC (2件):
H04L 29/10 ,  H04L 29/08
FI (2件):
H04L 13/00 309 A ,  H04L 13/00 307 Z

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