特許
J-GLOBAL ID:200903071712025760

車両用シートリクライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-301162
公開番号(公開出願番号):特開2002-101998
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】【課題】 ロック機構のロック解除時におけるタイミングを常に一定にすることができるようにした車両用シートリクライニング装置を提供することを課題としている。【解決手段】 この発明は、ロック解除プレート50を、機枠10の底面10aに形成した凹部15内に回動可能に嵌合し、このロック解除プレート50に形成されている3個のカム溝51に、各ロックギヤ20に形成された作動突起22をロックギヤ20がロック解除プレート50の回動に伴って半径方向に作動可能にそれぞれ遊嵌すると共に、ロック解除プレート50を操作軸30の回転に伴ってカム状板40を介して回動可能に構成している。上記のように構成された発明によれば、ロック解除プレート50が機枠10の凹部15内に回動可能に嵌挿されており、その回動中心を常に一定にすることができるので、ロック解除プレート50の回動によってロック解除方向に移動する各ロックギヤ20のロック解除のタイミングを常に一定に保持することができ、ロック機構100のロック解除を的確に行うことができる。
請求項(抜粋):
円板状の機枠(10)に形成した円形凹部(14)の内面側を覆うと共に、前記機枠(10)の内周面に沿って回動する蓋体(60)を有し、常時は前記機枠(10)内に配置した複数個のロックギヤ(20)と前記蓋体(60)の内周面に形成した内歯ギヤ(61)との噛合によって、前記機枠(10)と蓋体(60)との相互回動が阻止され、前記機枠(10)と蓋体(60)に遊嵌して設けられた操作軸(30)を回転させることにより操作軸(30)と一体的に回動するカム状板(40)及びロック解除プレート(50)を介して前記ロックギヤ(20)を中心方向に引き寄せてロックを解除し、前記機枠(10)と蓋体(60)との相互回動を自由化するように構成したロック機構(100)を備え、前記機枠(10)と前記蓋体(60)の一方をシートクッション(150)側に取り付けると共に、他方をシートバック(160)側に取り付けて構成した車両用シートリクライニング装置(E)において、前記ロック解除プレート(50)を、前記機枠(10)の底面(10a)に形成した凹部(15)内に回動可能に嵌合し、このロック解除プレート(50)に形成されている複数個のカム溝(51)に、前記各ロックギヤ(20)に形成された作動突起(22)をロックギヤ(20)が前記ロック解除プレート(50)の回動に伴って半径方向に作動可能にそれぞれ遊嵌すると共に、前記ロック解除プレート(50)を前記操作軸(30)の回転に伴って、前記カム状板(40)を介して回動可能に構成したことを特徴とする車両用シートリクライニング装置。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
Fターム (10件):
3B087BD03 ,  3B087DD09 ,  3B087DD14 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA13 ,  3B099CA18 ,  3B099CB06 ,  3B099DA04 ,  3B099DA07

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