特許
J-GLOBAL ID:200903071719331017

微粒子処理装置と微粒子処理方法および細胞

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-170701
公開番号(公開出願番号):特開平8-033477
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 複数の吸着座を有するプレートを用いて、大量の微粒子を個別にかつ一括して操作する細胞操作装置等での、細胞懸濁液の供給流路の形成や開放に伴う吸い出し現象を防ぎ、細胞へのダメージを低減し、低コストで高性能かつ、操作の容易な細胞操作装置を提供し、生物活性の高い細胞を提供する。【構成】 複数の吸着座領域3を包含するように粘弾性体からなるシール部22を加圧源28により膨張させたり、収縮させることにより、キャリアプレート1の下面と接触させたり離脱させて、細胞懸濁液の供給流路であるセルプール20の形成や開放を行う構造で主に構成される。【効果】 複数の吸着座領域を囲むシール部の膨張や収縮によるセルプール内の圧力変化が小さくなるため、キャリアプレートに吸着された細胞が吸いだされる現象を防止でき、操作の容易な、低コストな細胞操作装置を提供できる効果が生まれる。
請求項(抜粋):
複数の第1の機能部の配列を有する第1プレートを用いて微粒子を搬送し、該第1のプレートの複数の配列にそれぞれ対応した第2の機能部の配列を有する第2プレートとに近接させて該微粒子を一括して個別に注入し処理する微粒子処理装置において、該第1プレートの機能部の配列を包含するように粘弾性シールを該第1のプレート面に接触させて、微粒子供給用の空間を形成し、該粘弾性シールを該第1のプレート面から離脱させて該空間を解放する構造を特徴とする微粒子処理装置。
IPC (4件):
C12M 3/00 ,  C12M 1/00 ,  C12N 1/00 ,  C12N 5/00

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