特許
J-GLOBAL ID:200903071720742993

生物膜ろ過装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002836
公開番号(公開出願番号):特開平5-185080
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 ろ過層を好気的雰囲気に保持し,且つ上記ろ過層の微生物の生息面積を増加させることにより被処理水の生物処理を効率良く行うことのできる生物膜ろ過装置の提供。【構成】 生物膜ろ過装置1では,微生物が付着したろ過材3a が充填されたタンク2への給水前に,圧力スイング吸着装置9からの高濃度の酸素が酸素吸収塔11に給水された被処理水に予め直接供給される。これによって,タンク2の微生物に必要な酸素量の一部が賄われる。従って,散気管4からタンク2内に散気される酸素含有ガスの量を少なくすることができる。これにより,上記ろ過層3を好気的雰囲気に保持できるのはもとより,小径のろ過材3a を支障なく用いることが可能で,微生物の生息面積を増加させることができる。
請求項(抜粋):
微生物が付着したろ過材をタンク内に充填してろ過層を形成し,上記タンクへの給水前の被処理水に酸素を予め供給する第1の酸素供給手段を備え,被処理水を上記ろ過層を通過させて上記微生物にて生物処理しつつ上記ろ過材にてろ過することにより,被処理水を浄化する生物膜ろ過装置において,上記第1の酸素供給手段が上記タンクへの給水前の被処理水に酸素を直接供給するものであるとともに,上記第1の酸素供給手段により酸素が溶け込んだ被処理水を上記タンクに給水する被処理水給水手段と,上記タンクに設けられ上記ろ過層に気体状の酸素を供給する第2の酸素供給手段とを具備してなることを特徴とする生物膜ろ過装置。
IPC (5件):
C02F 3/06 ,  C02F 3/08 ,  C02F 3/12 ,  C02F 3/26 ,  C02F 9/00

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