特許
J-GLOBAL ID:200903071728835028

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220585
公開番号(公開出願番号):特開平6-064412
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ビード部の硬スティフナーの物性を改良して耐久性を向上させる。【構成】 スチールコードよりなるプライをビードコア及びビード上のスティフナーの周りにタイヤの内側から外側へ巻き返した折返し部をもつトロイド状のカーカス1を有し、前記スティフナーは硬質スティフナー51とこれに連なる軟質スティフナー52との複合になり、硬質スティフナーはスティフナー全体の10〜50%を占め、しかもカーカス折返し部の硬質スティフナーとの接触始点からカーカス折返し端までの距離lに対して前記硬質スティフナーとタイヤ内側のカーカスプライとの接触長さnがn=(1/3〜4/3)×lの範囲にあるものとし、硬質スティフナーの25°Cにおける動的貯蔵弾性率 E ́(25) が3.0×108 〜5.0×108 dyn/cm2 の範囲でかつ80°Cにおける動的貯蔵弾性率E ́(80)との間にE ́(80)/E ́(25)≧0.70である関係を有する。
請求項(抜粋):
タイヤの赤道面と事実上直交する向きに配置したスチールコードよりなる少なくとも一枚のプライをビードコア及びこのビードコア上に据えたスティフナーの周りにタイヤの内側から外側へ巻き返した折返し部をもつトロイド状のカーカスを有し、前記スティフナーはビードコアに隣接する硬質スティフナーとこの硬質スティフナーに連なる軟質スティフナーとの複合になり、タイヤ子午線断面において、前記硬質スティフナーはスティフナー全体の10〜50%を占め、しかもカーカス折返し部の硬質スティフナーとの接触始点からカーカス折返し端までの距離lに対して前記硬質スティフナーとタイヤ内側のカーカスプライとの接触長さnがn=(1/3〜4/3)×lの範囲にある重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、前記硬質スティフナーの25°Cにおける動的貯蔵弾性率 E ́(25) が3.0×108 〜5.0×108 dyn/cm2 の範囲でかつ80°Cにおける動的貯蔵弾性率E ́(80)との間にE ́(80)/E ́(25)≧0.70である関係を有することを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。

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