特許
J-GLOBAL ID:200903071738402405

包装袋の自動集積装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-216267
公開番号(公開出願番号):特開平11-059623
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 包装袋の向き変えの際に摺動落下を無くし、向き変え作業速度を早めて集積作業速度を高め、また送られて来る速度に同期させて落下無しで所定数までスムースに積み重ね、転送部へそのまま移し替える。【解決手段】 包装袋の自動集積装置1は、2列の供給手段10の下方近傍に各列毎に対応して向き変え受渡し輪体20を一対並置し、その各外周部に他方のものと袋受け部21と空受け部22とが向かい合うように交互に形成し、内側で上から下に等速度で回転駆動して案内板30で輪体間に移動させ、下方で水平に薄い端部と膨らんだ端部とが交互に重なるように包装袋A、Bを集積する。そこで2組の昇降搬送ユニット40の開閉可能な一対の支持爪41の2組を組毎に交互に昇降させて、転送部70へ所定数積み重なった包装袋を移し変える。
請求項(抜粋):
上方端部が薄く且つ下方端部が膨らみ、粉末顆粒等を充填した所定寸法の包装袋を開閉可能な把持部によって上方部を把持して搬送する2列のコンベヤ等の供給手段と、該供給手段の下方近傍において各列毎に対応して一対並置され、上記供給手段から把持部の解放で包装袋を左右交互に一つおきに受け取る袋受け部と空受け部とを交互に各々同数外周部に形成し、内側で上から下に等速度で回転駆動される向き変え受渡し輪体と、これら一対の向き変え受渡し輪体間の下方部に設けられ、回転中に一方側の袋受け部内の包装袋が他方側の空受け部とで支えられながら送られて来てほぼ水平向きで薄い端部と膨らんだ端部とが交互に重なるように包装袋を集積して行く集積部と、袋受け部内の包装袋を上記供給手段下方位置から上記集積部にかけて移動中に両向き変え受渡し輪体間の中央へ寄せるように、各向き変え受渡し輪体の両受け部に隣接して湾曲状に設けられた案内板とから構成されており、上記向き変え受渡し輪体の袋受け部と空受け部とは、水平回転軸の周囲から放射状に等間隔で突出した固定羽根の間に形成された受け部を該受け部内に揺動可能に設けられた揺動羽根によって仕切ることで形成され、各揺動羽根は上記隣接した2枚の固定羽根中間部で上記回転軸に揺動可能に支持され、回転中にカム形状によって上記供給手段下方位置で回転方向側固定羽根に寄って袋受け部を大きく開き、両向き変え受渡し輪体間が最短距離になる位置まで回転して来るまでに隣接した2枚の固定羽根間中央位置を取るようにカム制御され、また両向き変え受渡し輪体は、交互に袋受け部と空受け部とが向き合い且つ交互に入れ替わるように位相設定されていることを特徴とする包装袋の自動集積装置。
IPC (2件):
B65B 35/50 ,  B65B 35/56
FI (2件):
B65B 35/50 ,  B65B 35/56

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